観光庁と和歌山大学、今月から観光人材育成講座
観光庁と和歌山大学は9月26―30日に大阪市内で、観光関連産業や観光関連機関に従事する幹部、幹部候補生らを対象に「デスティネーションの観光産業を担う中核人材育成講座」を開講する。和歌山大学観光学部の教授らが地域経営や観光地のブランディング、旅館業を中心とした観光地のプロモーションなどについて講義。受講料は無料で、現在受講者を募集している。
講座は、観光庁の「産学連携による観光産業の中核人材育成事業」の一環。昨年は宿泊施設の若手幹部を対象に実施したが、今年は観光目的地の発展を見据えた人材の養成を目的とした。5日間の連続講座で、観光庁担当者による観光政策についての講義をはじめ、和歌山大学教員や民間シンクタンクの代表らにより観光に関する専門的な知識を習得する。グループディスカッションを通じて、観光地経営に関する課題の解決策を講じ、プレゼンテーションで成果を発表する場も設ける。
会場は、大阪市中央区の日本ケアフィット共育機構大阪事務所。26―28日は11時から16時45分、29日と30日は11時30分から16時45分まで。
参加申し込みは、勤務先/役職/住所/氏名(フリナガ)/連絡先を記入し、件名を「観光人材育成講座」としosaka@carefit.orgへメールを。締め切りは9月19日。
情報提供:トラベルニュース社