ドライブインのあり方探る なにわ会・観光施設未来会議が現況報告

  • 2017年9月7日

 全優食チェーンなにわ会(平井敬子会長)と契約受入機関で組織するなにわ平成会(松永泉会長=砂丘会館)が昨年の総会で発足させた「観光施設未来会議(小南正一座長=福井県・東尋坊正太楼)」。このほど開かれたなにわ会、なにわ平成会の今年度総会で、観光施設の現状について報告、ドライブイン業界の今後のあり方について課題を提起した。

 未来会議はドライブイン業界の現況を探り、今後の方向性を定めることを目的としている。今年の総会では「食事」「入場」「販売」「宿泊」「体験」の5部門について調査・研究した結果を未来会議の代表メンバーが報告した。

 「販売」についてヒルゼン高原センターの石賀幹浩さんは「リスクの高い店舗改造はできないが、自社にしかできないオリジナリティのある商品を“開発”し、インバウンドのお客様にも考慮した“開かれた”店づくりを行う『店舗開造』が必要」であると訴えた。また「ついつい買いたくなる店舗」「きれいなトイレの店舗」「会話のテクニックで売上げ倍増」「コミュニケーションが成立する接客」「人の目線を意識したディスプレイ」「お客様がすぐにバスに乗られないようにする商品の販売」の必要性も伝えた…


情報提供:トラベルニュース社