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日本航空、16年度の国際線旅客は0.8%減、中国や欧州が増加

  • 2017年4月25日

▽3月単月の旅客数は1.4%増、利用率は3ポイント増

 3月単月の旅客数は1.4%増の74万1491人。ASKが0.2%増だったのに対し、RPKは4.0%増となった結果、利用率は3.0ポイント増の84.5%となった。

 方面別では、最も旅客数が多かったのは「東南アジア」で2.9%減の29万1897人。次いで「中国」が5.9%増の11万9519人、「米大陸」が8.3%増の10万7995人となった。

 旅客数の伸び率は「欧州」が20.3%増の6万1117人で最も高く、昨年11月から5ヶ月連続の増加となった。次いで「米大陸」が8.3%増、「中国」が5.9%増となり、3方面が前年を上回った。

 利用率が最も高かったのは「ハワイ・グアム」で0.5ポイント増の88.7%だった。以下は「欧州」が7.6ポイント増の86.9%、「東南アジア」が2.4ポイント増の84.6%などとなり、「中国」を除く6方面が8割を超えた。

 利用率の伸びは「韓国」が1.9ポイント減の81.4%、「オセアニア」が0.2ポイント減の83.6%となったものの、その他の5方面はいずれも前年を上回った。最も伸長したのは「欧州」で7.6ポイント増だった。