外務省、バーレーンに注意喚起、デモやテロが増加
外務省は2月28日、バーレーンについて注意喚起のためのスポット情報を発出した。今年に入りシーア派地区内においてデモや爆弾テロ事件が多発していることを受けたもので、旅行者には最新の関連情報の入手に加えて、同地区の特に軍や警察の関係施設、モスクなどの宗教関連施設に近づかないことなどを呼びかけている。
2011年以降、バーレーンではシーア派地区を中心に暴力行為を伴う抗議デモが断続的に続いており、治安当局が取締りを強化しているところ。今年2月には南東部のジョー地区などで6件の爆弾テロ事件が発生し、警察官や民間人の負傷者を出してるという。なお、外務省は同国の全土についてレベル1の注意喚起を発出している。