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外務省、ジカ熱で再びベトナムに注意喚起、解除から半月

  • 2016年8月18日

 外務省は8月17日、ベトナム国内での新たなジカ熱の発生報告を受けて、「感染症危険情報」と連動する形で再び同国全土にレベル1の注意喚起を発出した。同省は2日に世界保健機関(WHO)などの報告を受け、5月に発出していた注意喚起を解除したばかり。昨年からの世界的なジカ熱の流行を受けて発出した注意喚起を解除したケースは、ベトナムが初めてだった。

 外務省は8月17日には、新たにケイマン諸島に対しても注意喚起を発出。同省が現在、ジカ熱の感染例報告による注意喚起をおこなっている国と地域は60近くに上る。日本国内ではこれまでに、海外で感染して帰国後に発症した輸入症例が10例報告されており、そのうち今回の流行における症例は7例。

▽外務省、ジカ熱感染例が報告されている国・地域(8月18日時点)
・中南米地域
アルゼンチン、アンティグア・バーブーダ、バルバドス、ベリーズ、ボリビア、ブラジル、コロンビア、コスタリカ、キューバ、ドミニカ共和国、ドミニカ国、エクアドル、エルサルバドル、グアテマラ、グレナダ、ガイアナ、ハイチ、ホンジュラス、ジャマイカ、メキシコ、ニカラグア、パナマ、パラグアイ、セントビンセントグレナディーン諸島、セントルシア、スリナム、トリニダード・トバゴ、ベネズエラ、ペルー、英領アンギラ、英領タークス・カイコス諸島、英領ケイマン諸島、仏領グアドループ、仏領サン・マルタン、仏領ギアナ、仏領マルティニーク、仏領サン・バルテルミー島、蘭領アルバ、蘭領ボネール、蘭領キュラソー、蘭領シント・マールテン、蘭領シント・ユースタティウス島、蘭領サバ島、米領バージン諸島、米領プエルトリコ

・アジア大洋州地域
インドネシア、タイ、フィリピン、ベトナム、米領サモア、マーシャル諸島、サモア、トンガ、パプアニューギニア、仏領ニューカレドニア、フィジー、ミクロネシア(コスラエ州のみ)

・アフリカ地域
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