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トップインタビュー:東医大・渡航者医療センターの濱田篤郎氏

日本人を感染症から守るために
旅行業界の協力が必要だ

東京医科大学病院渡航者医療センター教授の濱田篤郎氏はこのほど本誌の取材に応え、世界各地で流行するさまざまな感染症に対し、日本の旅行業界がとるべき対策について語った。濱田氏は海外旅行者などの健康を維持する「渡航医学」の日本におけるパイオニアの1人で、日本渡航医学会では理事長として会員を率いる。昨年の韓国での中東呼吸器症候群(MERS)の流行に続き、リオ五輪を控えたブラジルでジカ熱が流行するなど、引き続き旅行業界や旅行者の対応が求められるなか、濱田氏にお話を伺った。-まずは日本の渡航医学の現状について教...