今年はジカ熱など感染症にフォーカス-旅行医学会大会
旅行者の安全や健康管理に関する情報を発信している日本旅行医学会は4月16日と17日、都内で第15回の大会を開催した。今年のテーマは「感染症の旅行医学PartII」で、第13回の「感染症の旅行医学 PART1~ワクチンと危機管理」に続くもの。大会の目玉として、米国から熱帯病研究のエキスパートを急遽招聘し、ブラジルなどで拡大しているジカ熱に関する講演をおこなうなど、さまざまな感染症の脅威について情報交換をおこなった。14年のアフリカ西部におけるエボラ出血熱の拡大や、日本国内でのデング熱の確認、15年の韓...