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Airbnb、出張需要の取り込み強化、BTM大手3社と提携

  • 2016年7月14日

 Airbnbは7月12日、ビジネストラベルマネジメント(BTM)企業3社と、Airbnbが提供する出張プログラム「Airbnb For Business」について提携することを発表した。対象となるのは、アメリカンエキスプレス・グローバルビジネストラベルとBCDトラベル、カールソンワゴンリートラベル(CWT)。これにより、Airbnbは出張需要のさらなる取り込みをはかる。

 「Airbnb For Business」は出張者向けのプログラムで、企業がアカウントを作成することにより、社員の宿泊予約や出張旅程の確認、支払いの一括請求などができるもの。取り扱う施設は、室内が禁煙でペットが同居していないなどの条件を満たしたもので、全世界で200万軒以上という。

 提携により、BTM3社は今後「Airbnb For Business」で取り扱う施設を顧客に提供していく。BCDトラベルに関しては、出張者の所在地を追跡できるセキリュティサービスも新たに開始する予定。Airbnb広報事務局によると、そのほかの具体的な提携内容については今後検討する。

 なお、Airbnbは現在1億軒以上の施設を取り扱っており、このうちビジネス需要での利用は約10%を占めるという。