国内旅行業況、16年2Qは7ポイント減、地震で九州が大幅減
▽次期は10ポイント増を予想、九州の回復に期待
7月から9月まで3ヶ月間については、国内旅行全体で今期比10ポイント増のマイナス3ポイントを予想。旅行会社からは新幹線開業効果による北海道や、テーマパーク人気による東京と大阪の好調に期待する声などが聞かれたという。
業態別では「リテーラー1」が34ポイント増の0と最も増加。このほか「ネット系旅行会社」が33ポイント増の0、「国内旅行ホールセラー」が20ポイント増の0となり、その他のカテゴリーもすべて上昇する見込みだ。
方面別で伸び率が最も高いのは、地震からの回復が期待される九州で、10ポイント増のマイナス60ポイント。このほか、北海道が7ポイント増の12ポイント、奄美・沖縄が6ポイント増の1ポイントを予想する。
顧客層別では、「ファミリー」が19ポイント増のマイナス5ポイントと最も増加。次いで、「OL」が12ポイント増のマイナス24ポイント、「一人旅」が6ポイント増のマイナス23ポイントと続いた。
なお、10月から12月までの3ヶ月間については、国内旅行全体でさらに7ポイント増を予想。4ポイントにまで回復する見込みだ。