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海外旅行業況、欧州低迷も1ポイント増に、豪州など好調

日本旅行業協会(JATA)が2月8日から24日にかけて、会員585社を対象に実施した旅行市場動向調査で、2016年1月から3月までの海外旅行のDI値(※)はマイナス39ポイントとなり、前期(15年10月~12月)から1ポイント上昇した。旅行会社からは、昨年11月にパリで起きたテロ事件以降、ヨーロッパの需要が低迷しているものの、新規路線が就航したオーストラリアなどが好調に推移したとの声が挙がったという。業態別では「リテーラー1」が18ポイント増のマイナス39、「海外旅行ホールセラー」が8ポイント増のマ...