約款改定「知らなかった」が7割、旅行計画への影響懸念も-フォートラベル

  • 2012年2月16日

 フォートラベルが利用者を対象に実施したアンケート調査によると、標準旅行業約款の改定が検討されていることについて、69.5%が「知らなかった」と回答した。また、海外ツアーキャンセル料の改定が実施された場合の旅行計画への影響については、「影響が出る」との回答が49.4%で約半数。「影響は出ない」が29.3%、「関係ない」は21.3%となった。

 「影響が出る」の回答者からは、「3ヶ月先の予定までわからず、予約しにくくなる」という意見が多い。「気軽に予約できないので、慎重な予約を心がける」「出発日直前の予約になる」「ツアーを利用せず個人手配をする機会が増えそう」など、間際予約やFITへの移行を示唆するコメントも見られた。

 「影響はでない」「関係ない」の回答者からは「ツアーは利用していない」「予定が確定してから予約するので、キャンセルはしない」「旅行直前に予約する」というコメントが見られた。「安易に予約する人がいなくなり、参加したいツアーの予約がしやすくなりそう」という面もあった。

 同調査は2011年12月27日から2012年1月5日まで、フォートラベルの利用者を対象に同サイト内で実施された。有効回答数は993件。