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台風被害の復興を願う「南紀勝浦ひなめぐり」来年2-3月開催

 9月の台風12号被害からの復旧・復興を願う「南紀勝浦ひなめぐり」2012年2月1日-3月31日、和歌山県那智勝浦町で初めて開かれる。南紀勝浦ひなめぐり実行委員会(堀明弘実行委員長)が町民の力でまちのにぎわいと元気を取り戻そうと企画した。現在、まちなかに展示する雛人形の寄贈を広く呼びかけている。

 計画では、JR紀伊勝浦駅や駅前のいざかた通り商店街、南紀勝浦温泉の旅館ホテル、勝浦漁港、マグロ料理店など町内各所にひな飾りを施し展示する。地域内外の人、ひな人形の寄贈者がひな飾りを楽しみながら町を散策し、那智勝浦町の良さを再発見してもらう。

 展示するひな人形は町内の各家庭に提供を依頼するほか、全国に呼びかける。対象になるのは、段飾りの雛人形および付属品・単体の雛人形のみ。付属品には雛段骨組みやぼんぼりなど。1月15日まで募集し、送料のほか雛人形の保管料および供養料として2千円を送り主が負担する。

 実行委員会では「全国の皆様の善意により『南紀勝浦ひなめぐり』を開催し、台風12号で被災した紀伊半島、熊野、那智勝浦町の復興そして発展を願う取り組みとしたい」としている。

 問い合わせはTEL070-5545-8195。


情報提供:トラベルニュース社