フランスのカンパニー・デュ・ポナンはこのほど、2010年11月から2011年3月までのクルーズスケジュールを決定した。従来からの人気コースのほか、同社で初めてのアジア配船もおこなう。

　今回、初めてのアジアンクルーズを実施するのはル・ディアマンで、5月に就航した新造船「ル・ボレアル」が南極クルーズを引き継ぐことでアジアへシフトした。ホーチミン／シンガポール12泊コースや上海／天津8泊コースなど12本を設定し、日本人アテンダントの乗船コースも設定するという。また、ル・ボレアルはウシュアイア発着の南極10泊コースなど、南極各地に上陸することが可能なクルーズを実施するほか、ル・レバンは冬季クルーズで人気の南米アマゾンリバークルーズや南米とフランス領のギアナのカイエンから出港する新コースを実施する。