日本外航客船協会（JOPA）と日本旅行業協会（JATA）で構成するクルーズアドバイザー認定委員会によると、2009年度の「クルーズセミナー（C.C.コース）」の受講者数は、前年比13.5％減の611人となった。これはクルーズ・コンサルタント（C.C.）の資格取得をめざすもの。受講者数は、2007年度に859人を記録してから2年連続で減少した。

　開催会場別でみると、東京が344人、神戸が185人、福岡82人と全会場で減少。所属旅行会社別では、上位2社はジェイティービー（JTB）の250人（23人減）、クラブツーリズムの84人（2人減）と変化なかったものの、3位に近畿日本ツーリスト（KNT）とKNTツーリストの合計67人（1人減）が入った。KNTとKNTツーリストは昨年4位で、3位であったJTBトラベランドは29人（53人減）と大きく下図を減らした。

　なお、今年のセミナーは東京が10月9日、神戸が10月17日、福岡が10月24日に開催予定だ。