W杯期間中の客室平均単価は東京で23%、ソウルが44%増加
デロイト&トゥーシュでは世界各地のホテルの客室稼働率やrevPAR(販売可能な客室1室からの平均売上)を調査している(ホテルベンチマーク調査)。これによると、W杯期間中の東京・ソウルのホテル平均客室単価はそれぞれ前年比で23.2%増と44.7%増であった。客室稼働率は採算ラインを上下し、ソウルでは2001年に比べ大きく落ち込んでいるところもあるという。大阪では稼働率が25.3%減となり、日本での国内旅行を手控える傾向が客室稼働率の下落の一因と同調査で分析している。同時期のアジア・オセアニア地域においてrevPARが好調だったのは、ジャカルタの44.4%増で、ソウル、オークランド、東京が25%超の伸びを記録した。
客室稼動率 平均客室単価 revPAR revPARの伸び
東京 82% 213米ドル 175米ドル 25%
ソウル 77% 231米ドル 178米ドル 37%
客室稼動率 平均客室単価 revPAR revPARの伸び
東京 82% 213米ドル 175米ドル 25%
ソウル 77% 231米ドル 178米ドル 37%