エチオピア航空、成田直行便化を視野に 大阪・羽田就航にも意欲-記念式典開催

  • 2026年6月21日
-日本市場の拡大に向け、今後強化していきたいターゲットはありますか
記念式典でスピーチするヨハネス氏

ヨハネス 現在はビジネス需要が中心ですが、レジャー需要の開拓にも取り組んでいます。アフリカにはサファリや自然、文化、宗教観光など多様な観光資源があります。

 例えば自然観光をご希望される方にはエチオピアの活火山・エルタ・アレ火山を提案できますし、野生動物を見たい方にはタンザニアの世界遺産、セレンゲティ国立公園がありますし、ケニアではサファリが楽しめます。ダイビングがお好きな方は南アフリカのケープタウンに行くのもよいでしょう。

 このように、エチオピア国内だけでなく、南アフリカ、タンザニア、ケニア、ルワンダ、ウガンダ、ジンバブエなど魅力的な観光地が数多くあります。

 我々は南アフリカ観光局やケニア観光局をはじめとした各観光局とも良好な関係を築いており、こうした関係者と協力し、アフリカの観光プロモーションを展開することで、観光促進に積極的に貢献していきたいと考えています。

 観光需要の拡大に向けては観光部門として「エチオピアン・ホリデーズ」を立ち上げ、パッケージを提案しています。

記念式典には約100人が参加。旅行会社の表彰もおこなわれた

 また、アフリカの旅行先としての認知度向上、ツアーパッケージのプロモーションのため、旅行会社やツアーオペレーターなどの日本における販売パートナーを現地に招き、実際に観光地を体験してもらっています。こうした活動を通し、日本市場での商品造成や販売につなげたいと考えています。今後も日本の旅行関係者との連携強化をはかっていきます。

 さらに、アフリカ発の訪日観光客の取り込みにも注力したいと考えています。現在はそれほど多くありませんが、今後拡大していきたいです。

―成田線に3月からA350を導入していますが、お客様の評判は

ヨハネス A350型機は世界でも最先端の航空機の一つです。成田線への投入理由は、需要の高まりを受けた座席供給量の増加と、お客様へのサービス向上が理由です。加えて、燃費性能が高く、運航効率に優れていることも導入の一因となっています。

 座席供給量については、以前はビジネスクラス24席、エコノミークラス246席、計270席のボーイングB787-800型機で運航していました。A350-900の導入により、ビジネスクラスが30席、エコノミークラスが307席または313席、計337席または343席となり、座席数は約25%〜27%増えています。

 A350のビジネスクラスではプライバシー性を高めたシートを採用しており、より快適な空間を提供できます。全337席仕様のA350では、ビジネスクラスの座席配列が1-2-1となり、全席通路側になりました。

 エコノミークラスも広くなりましたし、デザインも刷新しています。長距離路線を利用するお客様に、これまで以上に充実した快適な旅を提供していきたいと思います。

-ありがとうございました。