エチオピア航空、成田直行便化を視野に 大阪・羽田就航にも意欲-記念式典開催
2025年4月21日に成田/アディスアベバ線就航10周年を迎えたエチオピア航空(ET)。今年は創立80周年でもあり、3月末からは同路線に最新鋭のエアバスA350-900型機を投入し、座席供給量を増やした。記念式典に際し、6月に来日した同社取締役国際営業部長のテクレ・ヨハネス氏に、日本市場の位置付けや今後の展望について聞いた。
テクレ・ヨハネス氏(以下敬称略) 2015年に成田線を開設して以来、日本市場はエチオピア航空にとって非常に重要な市場の一つです。日本は技術大国であり、成田線は私たちにとって不可欠なものとなっています。運航開始時点では週3便でしたが、現在は週6便まで増便しています。
また、成田線は当社のネットワークでも有数の長距離路線であり、日本とアフリカを結ぶ唯一の航空会社です。さらに、極東地域とアフリカを結ぶ重要な役割を担っています。
ヨハネス 日本発の多くはビジネス客ですが、目的地はアディスアベバだけではなく、アフリカ各国へ幅広く移動しています。さらに、政府機関の視察などにも利用されています。レジャー客もいますが、まだ一部です。
エチオピア発についてもビジネス客がメインで、留学生や政府関係者が利用しています。
エチオピア航空は世界145都市以上に就航しており、そのうち約70都市がアディスアベバをハブとしたアフリカ各地への便です。
また、ブラジルやアルゼンチン、ペルーなど中南米方面、さらに米国や欧州方面への便もあり、そうした便に乗り継ぐお客様もいます。アディスアベバというハブを通して、お客様はさまざまな目的地に移動できます。
ヨハネス 当初から成田/アディスアベバ間の直行便運航を目標としていました。しかし、アディスアベバのボレ国際空港は標高が高く、機材の重量制限が発生するため、香港や仁川で途中降機する必要がありました。このため仁川経由で運航することとなり、この運航形態は当面の間継続する見込みです。
一方で、最近導入したエアバスA350型機の最新機材は燃費効率に優れています。このため将来的にはアディスアベバから成田への直航便も実現できるよう検討を進めています。
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