国内16,000 教室、趣味とまなびのマッチングサイト「趣味なび」のインバウンド向け戦略は? ー趣味なび代表 伊東祐輔氏
-予約のタイミングについて教えてください。
伊東 基本的には2日前までの予約ですので「タビマエ」になります。ただ、現在ホテルとの協業も進めておりまして、その場合は前日の依頼なども想定されますので、今後はそういった直前予約の要望にも応えられるようにしたいと考えています。
-旅行会社と協力してツアー造成することはあるのでしょうか?
伊東 自社での造成は考えていません。「趣味なび」とは別に企業や自治体が直接先生方に仕事を依頼するための「Waccas」というプラットフォームを既に展開しており、こちらを利用すれば先生検索から依頼、契約までが完結します。「Waccas」を通してツアー造成を行う旅行会社やランドオペレーターと提携できると考えています。
旅行会社など企業の場合ですと先生方の質がやはり気になると思いますが、当社側もスクリーニングを行っていますし、今後はそこを保証できるよう"見える化"できる仕組みを構築していこうと考えています。
-最後に業界に向けてメッセージをお願いします。
伊東 インバウンドの方々が日本で文化体験を行えば、それを趣味にしたいと思う方が増え、その結果日本へ再度お越しいただける理由にもなりますし、本質的に日本の素晴らしい歴史文化を世界に広げていける良い機会だと我々は感じています。
当社としては今後も本物志向を趣旨に取り組んでいきますので、一緒にご協力いただける旅行会社などがいらっしゃれば大変嬉しく思います。
-ありがとうございました。