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ハワイの「今」を駐在員の視点から-ホノルル・プライド月間、多様な人種が暮らすハワイを象徴するイベントに

 期間中で最大のイベントとしては、15日の「ホノルル・プライド・パレード&フェスティバル」がありました。参加団体は約150もあり、今年のハワイ州の最大規模のパレードとなりました。朝10時にアラモアナ公園を出発し、カラカウア大通りからカピオラ二公園までの道のりを2時間以上も掛けたパレードでした。3200人の行進者、15台の山車、40台の車、4バンドが登録していたとのことでしたが、実際には、もっと多くの参加者があったように思います。

 「グランド・マーシャル」を務めた、ハワイ出身の元NFL選手エセラ・トゥアオロもオープンカーで登場、豪華に飾り付けをされたトラックの山車に、派手な衣装を着けた人達が楽しそうに歌ったり、踊ったり、見ている方も楽しくさせてくれました。また、ワイマナロ出身の歌手ポーラ・フンガもトラックから生歌を披露していました。パレード後も、夕方までカピオラ二公園の「ワイキキ・シェル」にてライブエンターテイメントが楽しめ、フードブースも出店した盛大なフェスティバルは、今後ハワイ訪問を検討される際に、時期を合わせて体験する価値があると思いました。

続く物価高、中間選挙が転換点になるか

 旅行代金の高騰も問題ですが、滞在費の上昇にも悩まされています。日本と同じようにエネルギーや生活物資の多くを米本土に頼るハワイでは、輸送コストの上昇による物価高が続いています。ただ、米国は資源産出国でもあるので11月初旬の中間選挙結果によっては大きな政策転換が起こる可能性もあります。来月12月には、日本からの来訪者が増えるホノルルマラソンが控えています。それまでに、物価高が少しでも収まればよいと願っています。

長らく閉鎖されていたナイキタウン跡の空きビル。再開発が始まりました

本稿は、トランスオービット ハワイ マネージャーの水上直弘氏より寄稿いただいています。
※2022年11月2日(現地時間)現在の情報です。

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