海外旅行概況、17年4Qは3Q並みも前年比は16ポイント増
▽18年1Qは2ポイント減のマイナス18ポイントを予想
18年1月から3月までの3ヶ月間については、海外旅行全体で2ポイント減のマイナス18ポイントを予想。ただし、旅行会社からは、「欧州方面が徐々に回復傾向にある」「中国は値段の安いツアーを導入したことで集客増に繋がった」「全般的に女性の旅行が好調」など、前向きな意見が目立ったという。
業態別では「海外旅行系旅行会社」が35ポイント増の18ポイントとプラスに転じるほか、「海外旅行ホールセラー」「リテーラー2」も回復を予想。「ネット系旅行会社」は25ポイント減の0ポイントと最も減少する見通し。
方面別では「オセアニア」が3ポイント増のマイナス25ポイント、韓国が6ポイント増のマイナス62ポイントを予想。グアムとヨーロッパは今期並みを見込む。最も落ち込むのは「アジア」でマイナス5ポイント減の1ポイントとした。
顧客層別では「学生」が9ポイント増のマイナス36ポイント、「ファミリー」が1ポイント増のマイナス29ポイントに改善する以外は、今期を下回る見通し。最も落ち込むのは「商用・視察」で12ポイント減のマイナス20ポイントを予想する。
このほか、4月から6月までの3ヶ月間については、海外旅行全体で2ポイント減のマイナス18ポイントを予想している。