タヒチ、リカバリープランの一環でメガFAM開催-客層拡大への提案も
地域や島を分散して混雑回避
冬のシーズン対策も
ワークショップに先駆けて実施されたプレツアーでは2つの班に分かれ、それぞれソシエテ諸島、ツアモツ諸島の島々を視察した。
ソシエテ諸島のツアーは人気のボラボラ島のほかにタハア島やヨットクルーズといった新素材も含んだリゾート視察が中心。ツアモツ諸島のツアーではティキハウ島など“通好み”な島々が視察対象だ。TN旅客営業の古舘秀治氏によると、日本人の約半数はボラボラ島をめざすが、欧米人にも非常に人気が高いため、トップシーズンには部屋が取りにくくなる。他の島に客を分散することができれば混雑を緩和することが可能だ。
また、一般にソシエテ諸島が雨季(冬場)でも、ツアモツ諸島では気候が違うためそれほどの雨量ではない。こうした地域の商品を強化することで「雨季を理由に冬場のタヒチを敬遠するお客様の印象を変えることができれば」とアイディアを語った。
取材協力:タヒチ観光局、エア・タヒチ・ヌイ
取材:岩佐史絵
取材:岩佐史絵