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【2024】ポルトガル9日間モデルコース!ポルト - リスボン

ポルトガルは、ヨーロッパ最西端に位置し、美しい風景と豊かな文化が融合する国です。特にポルトとリスボンは、ポルトガルを象徴する都市として多くの観光客を惹きつけています。しかし、魅力的な観光スポットが多いため、ポルトガル旅行初心者の中には、具体的なルートに迷う方もいるでしょう。 本記事では、ポルトとリスボンの観光名所を巡り、ポルトガルの文化や歴史を存分に楽しめるモデルコースを提案します。画像付きで紹介するので、初めてポルトガルに訪れる方は旅行先のイメージを明確にして、スムーズに観光を満喫してください。
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【2024】ポルトガル9日間モデルコース!ポルト - リスボン

ポルトガルはこんな場所!

ポルトガル-トラム

Pixabay

ポルトガルは、首都リスボンを擁し、太陽と海に恵まれた国です。大西洋と地中海に面しているため、新鮮な魚介類が豊富に獲れ、海鮮料理を堪能することができます。中でもイワシを使った料理は国民のソウルフードとして親しまれ、多様な調理方法で食卓を彩ります。

首都リスボンは、坂の多い街並みとカラフルなトラムが特徴。ベレンの塔やジェロニモス修道院といった世界遺産も多く、歴史と文化を満喫できます。一方、北部のポルトは、ドウロ川沿いの美しい風景やポートワインで有名です。

ポルトガル人は、親しみやすく温かい国民性で知られています。地元の人々との交流を通じて、さらに深い魅力を発見してみてください。

ポルトガル観光をする時のポイント!

ポルトガル-ポルト

Pixabay

ポルトガルは、一年を通して温暖な地中海性気候に恵まれた国です。冬でも平均気温は10℃を下回ることはほとんどなく、過ごしやすい気候が特徴です。

夏季の平均気温は20〜25℃程度で、海水浴やハイキングなどのアクティビティを満喫することができます。ただし、一日の気温差が10℃程度になることもあります。朝晩は冷え込むこともあるため、カーディガンやパーカーなどの上着を一枚持っておくと安心です。

ポルトガルの物価は、他の西ヨーロッパ諸国と比べて比較的安価です。たとえば、レストランでの食事は一食1,000〜2,000円程度で楽しめます。カフェでコーヒーを購入する場合は、100〜150円程度が目安です。同様に交通費や宿泊費も抑えられるため、観光に適したコストパフォーマンスの良い国と言えます。

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ポルトガルで絶対行きたい!6泊8日観光モデルコース!

大西洋と地中海を臨む海岸線、豊かな歴史、そして温かい人々で知られるポルトガル。初めて訪れる方には、二大観光都市であるリスボンとポルトを巡る定番ルートがおすすめです。

今回のモデルコースでは、日本を出国する詳細な時間まで触れているので、より具体的なイメージを掴みながら、ポルトガル旅行を計画することができます。

Day 1: 初日 - 出国

ターキッシュエアラインズ

Unsplash

日本とポルトガル間には、直行便が運航されていないため、最低1回の乗り継ぎが必要となります。今回のモデルコースでは、ターキッシュエアラインズ航空を利用し、イスタンブールで乗り継ぎを行う想定です。

出発 ▶︎ 羽田国際空港 21:55

到着 ▶︎ ポルト フランシスコ・サ・カルネイロ国際空港 10:55+1 (現地時間)

総移動時間約20時間|乗り継ぎ時間:約3時間

20時間を超える長時間の移動になるため、空港内で水や軽食を購入しておくと、長時間の移動中に役立ちます。

Day 2:ポルト|宿泊先:ポルト

ポルト

Pixabay

今回のモデルコースでは、現地時間の10時55分頃にポルトのフランシスコ・サー・カルネイロ空港に到着予定です。

空港から観光の起点となる「サン・ベント駅」へは、地下鉄の利用がおすすめ。Aeroporto駅からE線に乗車し、終点のTrindade駅を目指してください。Trindade駅からはD線に乗り換え、もしくは徒歩10分程度でサン・ベント駅に到着します。所要時間は30〜40分程度、運賃は片道2.25€(約380円)です。

荷物が多い場合は、公共交通機関よりもタクシーの利用をおすすめします。タクシー料金は時間帯によっても異なりますが、約1,700円が目安です。

▶︎リベイラ地区:地下鉄駅São Bentoから徒歩1分

リベイラ地区

Pixabay

リベイラ地区は、ポルトの旧市街で最も魅力的なエリアです。ユネスコの世界遺産にも登録されており、中世ヨーロッパの雰囲気を今も色濃く残しています。

リベイラ地区で人気のアクティビティであるドウロ川クルーズでは、船上からの美しい眺めを堪能することができます。ガイドが地元の歴史や文化について解説してくれるので、ポルトガルの代表的な風景を存分に楽しんでみてください。なお、ツアー料金は15€(約2,540円)が相場で、ドン・ルイス1世橋周辺のツアー会社で予約可能です。

また、リベイラ地区には観光スポットも豊富にあります。リベイラ広場は地元の人々で賑わう名所で、カフェやレストランが並び、地元の食文化を体験したい方におすすめです。他にも、数々の歴史的な建造物や教会があるので、散策しながら中世の時代に思いを巡らせてはいかがでしょうか。

スポット名

リベイラ地区

住所

Praça Ribeira 2, 4050-513 Porto, ポルトガル

▶︎クレリゴス教会:リベイラ地区から徒歩8分

クレリゴス教会

Pixabay

ポルト旧市街を象徴する観光名所の一つ、クレリゴス教会。250年以上の歴史を持つ教会は、圧倒的な存在感と神聖な空気を漂わせ、今もなお多くの観光客を魅了し続けています。

バロック様式で建てられた壮麗な外観と高さ75mにも及ぶ鐘楼は、ポルトのランドマークとして長い間親しまれています。教会内部も、豪華絢爛な装飾が施された礼拝堂や、細かい部分まで手の込んだ彫刻など、見どころ満載です。

教会に併設されている鐘楼は、別途入場料を支払うことで展望スポットまで上ることが可能です。特に夕日の時間帯には、ポルト旧市街を一望できる絶景が広がり、思わず息を呑む美しさ。オレンジ色に染まる街並みとのコントラストは、どこか懐かしい雰囲気を漂わせ、忘れられない思い出となるでしょう。

スポット名

クレリゴス教会

住所

R. de São Filipe de Nery, 4050-546 Porto, ポルトガル

アクセス

サン・ベント駅から徒歩5分

料金

教会への入場料は無料

※教会の回路や塔の入場料:8 € (約1,350円)

Day 3:ポルト|宿泊先:ポルト

ポルト

Pixabay

ポルト滞在2日目は、活気あふれるボリャオン市場で新鮮な食材や地元の特産品を楽しみ、歴史的なアルマス聖堂で荘厳な美しさを目の当たりにする、地元文化と歴史に触れる一日にしてみてはいかがでしょうか?

▶︎ボリャオン市場:バス停Mercado do Bolhãoから徒歩3分

ボリャオン市場

Unsplash

ボリャオン市場は、ポルトの中心部に位置し、100年以上の歴史を誇る魅力的な屋内市場です。天窓から太陽光が差し込む開放的な建物には、肉や魚、チーズ、パンなど、豊富な食材を取り扱う約50軒の店が並んでいます。

市場内には、地元の食材を使った料理を味わえるレストランやカフェも点在しています。特に「Very Rissol」は、ポルトガルの伝統料理「リッソイス」を販売する店として地元住民からも人気です。リッソイスは、小麦粉で作った生地に肉や魚を包んで揚げたファストフードで、市場内での食べ歩きを楽しむこともできます。

他にも、ポルトガルの名産品であるオイルサーディン缶を取り扱う店もあります。色とりどりの缶は、日持ちもするのでお土産にも最適です。

スポット名

ボリャオン市場

住所

R. Formosa 322, 4000-248 Porto, ポルトガル

▶︎アルマス聖堂:ボリャオン市場から徒歩4分

アルマス聖堂

Pixabay

サンタ・カタリーナ通りにあるアルマス聖堂は、青いアズレージョと呼ばれるタイルで覆われた、美しい礼拝堂です。19世紀初頭の大規模な改築により、16,000枚ものアズレージョが追加され、ポルトを代表する観光名所となりました。

外壁のアズレージョには、カトリック修道士のフランチェスコと修道女のカテリーナの生涯を描いたモザイク画が施されています。内部では、アズレージョや精巧な木彫りの装飾を見ることができるので、ポルトガルならではの独特な雰囲気を感じてみてください。

聖堂周辺には、カフェやショップが立ち並んでいます。観光後の休憩場所として最適なので、アルマス聖堂の歴史と芸術に浸りながら、ポルトの文化を存分に体感してみましょう。

スポット名

アルマス聖堂

住所

R. de Santa Catarina 428, 4000-124 Porto, ポルトガル

アクセス

地下鉄Bolhão駅から徒歩1分

料金

無料

Day 4:ポルト|宿泊先:ポルト

ポルト

Pixabay

ポルト滞在3日目は、ケーブルカーを利用してモーロ庭園を訪れましょう。ケーブルカーからは、歴史ある建物や川沿いの美しい風景を眺めることができ、ポルトの魅力を存分に堪能できます。

モーロ庭園は、様々な植物や花々が咲き誇る緑豊かなスポットです。四季折々の彩りを楽しむことができるので、散策をしながら思い思いの時間を過ごしてみてください。

▶︎テレフェリコ・デ・ガイア:バス停Lgo. Aljubarrotaから徒歩2分

テレフェリコ・デ・ガイア

Pixabay

テレフェリコ・デ・ガイアは、ドン・ルイス1世橋とドウロ川沿いに広がるワイナリーエリアを結ぶケーブルカーです。約600mの距離を5分程で移動し、乗車中にはポルト市内の美しい景色を上空から臨むことができます

事前に公式サイトでチケットの購入ができるので、混雑を避けてスムーズに乗車するためにはオンライン予約がおすすめです。

スポット名

テレフェリコ・デ・ガイア

住所

Av. de Ramos Pinto 331, 4430-233 Vila Nova de Gaia, ポルトガル

料金

片道:7 € (約1,180円)

往復:10 € (約1,690円)

▶︎モーロ庭園:テレフェリコ・デ・ガイアの乗り場からケーブルカーで約5分

モーロ庭園は、夕日の名所として知られるスポットで、観光客や地元住民から人気があります。丘の上から一望する旧市街の美しい街並みと夕日のコントラストは、ポルト滞在の締めくくりに最適な景色です。

ポルトの日没時間は季節によって異なり、11〜3月頃は17時半〜18時半、4〜10月頃は19時〜21時にかけて夕日を楽しめます。ただし、モーロ庭園までのアクセス方法の一つであるケーブルカーの営業時間は20時までです。日没時間が遅い5〜9月頃はタクシーを利用してホテルへ戻りましょう。

スポット名

モーロ庭園

住所

Jardim do Morro, 4430-210 Vila Nova de Gaia, ポルトガル

アクセス

地下鉄Jardim do Morro駅から徒歩1分

料金

無料

Day 5:ポルト-リスボン|宿泊先:リスボン

リスボン

Pixabay

ポルトガル周遊5日目はポルトを離れ、首都リスボンを目指しましょう。ポルトからリスボンへの飛行機は、格安航空会社のTAPポルトガル航空が毎日運航しています。片道料金は7,500円程度が目安。観光に充てる時間を最大限に活用するため、リスボンには正午までに到着するようにしてください。

空港から市内までは、シャトルバスの利用がおすすめです。2つある路線はそれぞれ「カイス・ド・ソドレ駅」と「フィナンシャル・センター」まで向かいます。2つの路線ともに所要時間は30〜40分程度で、料金は3.5€(約600円)です。

▶︎ベレンの塔:Algés駅から徒歩14分

ベレンの塔

Pixabay

リスボンのベレン地区に位置するベレンの塔は、テージョ川沿いを彩る印象的な建造物の一つです。16世紀にマヌエル1世によって建てられた塔は、当初はテージョ川を出入りする船を監視する要塞として重要な役割を果たしました。

建築様式には、当時ポルトガルで流行していたマヌエル様式が採用されています。独自の装飾が特徴の外観は、ロープや紋章、海草、船などの彫刻が随所に施され、航海時代のロマンを掻き立てます。

1983年にポルトガル初の世界遺産に登録されたベレンの塔は、歴史と文化を肌で感じられる貴重な場所です。塔の屋上テラスからは、テージョ川やリスボン市街を一望することができるので、リスボンを訪れた際には、ぜひ足を運んでみてください。

スポット名

ベレンの塔

住所

Av. Brasília, 1400-038 Lisboa, ポルトガル

料金

8 € (約1,350円)

▶︎ジェローニモス修道院:ベレンの塔からトラムで約17分(トラム駅Lg. Princesaから15Eに乗車)

ジェローニモス修道院

Pixabay

ジェローニモス修道院は、ユネスコの世界遺産にも登録されているベレン地区の壮大な修道院です。ポルトガル独自の建築様式であるマヌエル様式の修道院は、1世紀をかけて完成し、その壮麗さと精巧さで知られています。

修道院内にはサンタマリア教会があり、壮大な内部空間とゴシック様式の影響を受けた装飾は圧倒的な美しさを誇ります。教会は、インド航路を発見したヴァスコ・ダ・ガマの棺が納められていることでも有名です。

また、美しい中庭を囲む回廊は、修道院を訪れた際には必ず見ておきたいスポットです。貝やサンゴなど、海をモチーフにした彫刻が施された回廊では、宗教施設としての安らぎを感じることができます。

スポット名

ジェローニモス修道院

住所

Praça do Império 1400-206 Lisboa, ポルトガル

アクセス

Belém駅から徒歩12分

料金

10 € (約1,690円)

Day 6:リスボン|宿泊先:リスボン

リスボン

Pixabay

リスボン滞在2日目は、活気あふれるリスボンの中心地を散策しましょう。サンタ・ジュスタのリフトでリスボンの美しい街並みを一望した後は、歴史的な街並みが今もなお残るロシオ広場を訪れます。

リスボンの賑やかな雰囲気と魅力を存分に堪能し、充実した一日を過ごしてください。

▶︎サンタ・ジュスタのリフト:地下鉄Baixa-Chiadoから徒歩5分

サンタ・ジュスタのリフト

Pixabay

サンタ・ジュスタのリフトは、リスボンのバイシャ地区からカルモ修道院を結ぶために建てられたリフトです。建設された1904年当初、高低差のあるリスボンでは画期的な交通手段として市民に利用されていました。

エッフェル塔の設計者として知られるギュスターヴ・エッフェルの弟子によって設計され、鉄製の見事な外観が目を引きます。ゴシック・リヴァイヴァル様式を用いた美しい装飾が施され、エッフェル塔を彷彿とさせるデザインです。

内部には木造のキャビンが設置されており、1台につき24人まで乗車可能です。クラシックで優雅な雰囲気が漂っているので、中世の時代にタイムスリップしたかのような気分を味わうことができます。最上階からは、サン・ジョルジェ城やバイシャ・ポンバリーナ地区などの美しい景色を一望できるので、ぜひ訪れてみてください。

スポット名

サンタ・ジュスタのリフト

住所

R. do Ouro, 1150-060 Lisboa, ポルトガル

料金

5 € (約796円)

▶︎ロシオ広場:サンタ・ジュスタのリフトから徒歩2分

ロシオ広場

Pixabay

ロシオ広場は、リスボンのバイシャ地区に位置し、観光客が多く集まる賑やかな場所です。広場の中心にはポルトガル王ペドロ4世の銅像が立ち、広場の象徴となっています。歴史的にも重要な場所であり、中世には民衆の反乱や祝祭、闘牛、さらには公開処刑などに利用されていました。

周辺にはカフェが点在しており、中には18世紀から続く歴史ある老舗の店もあります。特に「Nicola」は観光客からも人気が高く、リスボン出身の著名人も多く訪れたと言われるカフェです。テラス席では、涼しげな風を受けながらお茶や食事を楽しめるので、観光の合間に立ち寄ってみてください。

スポット名

ロシオ広場

住所

Praça Dom Pedro IV, 1100-193 Lisboa, ポルトガル

アクセス

バス停Rossioから徒歩1分

Day 7:リスボン|最終日-帰国

ターキッシュエアラインズ

Unsplash

ポルトガル周遊最終日は、リスボン・ウンベルト・デルガード国際空港から日本に帰国しましょう。

帰国便には、ターキッシュエアラインズのフライトを利用します。

出発 ▶︎ リスボン・ウンベルト・デルガード国際空港(リスボン) 16:30

到着 ▶︎ 羽田国際空港 19:20 (現地時間)

総飛行時間:約19時間30分|乗り継ぎ時間:約2時間40分 (イスタンブール)

紹介したモデルコースは、ポルトガルの魅力的な都市や観光名所を存分に楽しむための定番コースです。宿泊施設や交通手段、食事などの詳細は、旅行日程と予算に合わせて調整しましょう。


ポルトガル周遊旅行で、異国の文化や歴史に触れてみよう

本記事では、ポルトガルの二大観光都市であるポルトとリスボンを6泊8日で周遊するプランを紹介しました。今回はポルトをスタート地点とし、リスボンから日本に帰るコースでしたが、リスボンから周遊することもできます。

リスボンからスタートする場合も、羽田空港から出発することをおすすめします。ターキッシュエアラインズの航空券であれば、時期によっては10万円台で予約が可能です。乗り継ぎ便を利用して約25時間で到着するので、ぜひ参考にしてください。

ポルトガルは、独特な食文化や壮麗な建造物、そして温かい人々が魅力で、何度訪れても楽しめる国です。本記事を参考に、ご自身に合ったポルトガル旅行を計画してみましょう。

#観光
リスボンポルト
TARIP編集部
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