【2025年最新版】お得にポルトガル旅行!ベストシーズンと安い時期

ポルトガル旅行の安い時期は11月〜2月!その理由は?
ポルトガル旅行がお得になるのは、一般的に冬季の11月〜2月とされています。この時期は観光客が少なくなり、航空会社やホテルが価格を下げる傾向にあることが理由です。
ただし、年末年始やクリスマスは航空券やホテル代が高騰する可能性があります。冬季は比較的温暖な気候ですが、朝晩は冷え込むため防寒対策も考えておきましょう。
成田↔︎リスボンの航空券|各月の相場から安い時期をチェック
航空券は、旅行代金総額の中でも比重が大きい項目です。そのため、航空券が安い時期にポルトガル旅行を計画することで、旅行の費用を抑えることができます。
各月の航空運賃相場を比較して、安い時期をチェックしてみましょう。
【成田↔︎リスボン|往復航空券の相場】
経由便 カタール航空 | 経由便 エミレーツ航空 | |
1月 | 143,940円 | 237,580円 |
2月 | 132,850円 | 202,970円 |
3月 | 206,240円 | 288,680円 |
4月 | 224,840円 | 280,180円 |
5月 | 206,240円 | 288,680円 |
6月 | 190,240円 | 272,180円 |
7月 | 190,360円 | 237,180円 |
8月 | 221,530円 | 275,980円 |
9月 | 159,240円 | 250,880円 |
10月 | 150,830円 | 288,280円 |
11月 | 158,240円 | 235,880円 |
12月 | 146,040円 | 202,980円 |
各月の航空運賃相場を比較すると、最も安い時期はカタール航空が2月、エミレーツ航空が2月と12月であることがわかりました。また、日本からポルトガル行きの直行便はないため、どの航空会社でも中東やヨーロッパ各都市で1回以上の乗り継ぎが必要です。
航空運賃は、曜日や航空会社、予約のタイミングによっても変動します。複数の航空会社や前後の日程を比較して、最安値の航空券を見つけるようにしましょう。
航空券以外の費用について詳しく知りたい方は、以下の記事もおすすめです。ホテル費用や食費、観光費などについて具体的な金額を紹介しているので、ぜひ参考にしてみてください。
\ もっと知りたい方はこちらから /
航空券を安く購入する方法
ポルトガル行きの航空券の相場からも分かるように、航空券が最も安いのは冬季です。冬季は春季と比べて約8万円、夏季と比べて約5万円、秋季と比べて約2.5万円安くなります。そのため、費用を抑えたい方は、冬季→秋季→夏季→春季の順番で渡航時期を検討をしてみてください。
航空券を安く購入するには、航空会社の正規割引運賃であるペックス運賃だけでなく、旅行会社の格安航空券やIT運賃も検討しましょう。
たびチャットでは、航空券とホテルのセットプランを取り扱っています。ポルトガル旅行を計画中の方には、お得に旅行を実現するチャンスです。旅行のプランニングにお悩みの方は、LINEでお気軽にご相談ください。
冬季(11月~2月)に訪れるメリット・デメリット
冬季のポルトガルは、クリスマスマーケットやカーニバルなどの季節限定のイベントが開催されます。11月下旬から1月上旬まで、街中が色とりどりのイルミネーションに包まれ、華やかで幻想的な雰囲気を味わえるのが魅力です。
また、ポルトガルは年間を通して温暖な気候ですが、冬は雨の日が多く、12月と1月は降水量が増えます。メリットを存分に楽しみつつ、デメリットを最小限に抑えるためにも、事前にしっかりと計画を立てましょう。
メリット|航空券やホテルの料金が安い
冬季のポルトガルは観光のオフシーズンにあたるため、航空券やホテルの料金が春季や夏季に比べて格段に安くなります。航空券の料金はピークシーズンの2/3程度になり、お得に旅行を楽しみたい方にぴったりの時期です。
メリット|観光客が少なく、ゆったりと観光を楽しめる
冬季は比較的観光客が少なく、有名な観光スポットも混雑しません。人気のジェロニモス修道院やベレンの塔なども、人混みを避けてゆったりと観光することができます。
メリット|多くのイベントが開催されている
冬季のポルトガルは、街中にイルミネーションが点灯してロマンチックな雰囲気に包まれます。地元の手工芸品やお菓子などが売られているクリスマスマーケットも見どころの一つです。
また、2月にはカーニバルが開催され、華やかなパレードや伝統的な祭りを見ることができます。
デメリット|雨の日が多い
冬季は雨の日が多い傾向にあります。リスボンの美しい景色を楽しみたい場合は、期待外れになる可能性も。一方で、リスボン海洋水族館やグルベンキアン美術館などの観光が目的の方には向いている時期です。
デメリット|夏季に比べて日照時間が短い
冬季のポルトガルは、夏季と比べると4時間から5時間ほど日照時間が短く、夕方5時から6時頃には日が沈んでしまいます。暗くなると犯罪に巻き込まれるリスクが上がるため、人通りの多い場所を通るなどの注意が必要です。
ポルトガル旅行の節約術
ポルトガルは他のヨーロッパの国々と比べて物価が安い国ですが、さらに工夫することでお得に旅行を楽しむことができます。
ポルトガル旅行の節約術は、以下のとおりです。
- 宿泊費|バイシャエリア、アルファマエリアに宿泊する
- 食費|ローカルレストランを利用する
- 観光費|リスボンカードを購入する
宿泊費の節約術
リーズナブルに宿泊したい場合は、バイシャエリアとアルファマエリアがおすすめ。この2つのエリアにはお手頃な宿泊施設が豊富にあります。また、主要駅のロシオ駅まで徒歩15分圏内のため、観光スポットにアクセスしやすいところもポイントです。
食費の節約術
食事はローカルレストランを利用すると節約できます。特に「Prato do dia」と呼ばれる日替わり定食は安くてボリューム満点。前菜、メインディッシュ、デザート、飲み物などがセットになっていて、8〜10ユーロ程度で楽しむことができます。
また、スーパーマーケットで食材を買って自炊すれば、さらに節約可能です。スーパーでは新鮮なハムやチーズ、パンが手に入るので、手軽に軽食を作ることができます。
観光費の節約術
リスボンには、観光スポットの入場料や交通費をお得にできる「リスボンカード」という観光客向けのカードがあります。リスボン空港やコルメシオ広場などの観光案内所で、20ユーロから購入可能です。
具体的には、以下のような特典があります。
- 公共交通機関が1日乗り放題|路面電車、ケーブルカー、地下鉄、バス、トラムなど
- 観光スポットの入場料が無料|サン・ジョルジェ城、ジェロニモス修道院、ベレンの塔など
ポルトガル旅行のベストシーズンは春と秋!その理由は?
ポルトガルのベストシーズンは、4月〜6月の春季と9月〜10月の秋季です。この時期は暖かい気候で快適に過ごせます。7月〜8月の夏季も人気がありますが、高温になるため日中の観光は体力を消耗しがちです。
また、この時期は夏季ほど観光客が多くないため、人気スポットでも比較的ゆったりと観光を楽しめます。
春(4月~6月)|ジャカランダが咲く美しいリスボンの街並み
春のリスボンでは、ジャカランダの花が街路樹として植えられます。5月下旬から6月上旬にかけて街を鮮やかな紫色に染め上げる景色が観光客に人気です。リスボン市内を走るトラムに乗れば、移動しながら美しいジャカランダの並木道を楽しめます。
秋(9月~10月)|ドウロ渓谷の美しい紅葉と葡萄畑
リスボンから日帰りでアクセスできる世界遺産、ドウロ渓谷では、秋になると美しい紅葉が広がります。さらに、この時期は葡萄の収穫シーズン。ドウロ渓谷では、葡萄の収穫作業を見学したり、実際に参加したりすることもできます。秋の自然美と、ワインの生産過程を同時に堪能できる貴重な機会です。
自分だけのベストシーズンを選ぶときのポイント
旅行の時期を選ぶことは、旅の満足度を左右します。数ある魅力的なシーズンの中から、ご自身にとってのベストシーズンを選ぶことが、ポルトガル旅行を叶える第一歩です。
ここでは、気候、日照時間、イベント、自然の見どころ・アクティビティといった多角的な視点から、旅行時期を決めるためのヒントを紹介します。
1.気候で選ぶ
ポルトガルは年間を通して温暖な気候が特徴です。夏は日差しが強いものの、東京のような蒸し暑さはなく、カラッとした爽やかな天気が続きます。海沿いでは心地よい海風が吹き、暑さも和らぎます。一方、冬は東京より寒くはないものの、湿度が高く、雨の日が多くなりがちです。
四季はありますが、気温が30度を超えることや5度を下回ることはほとんどなく、通年で快適に旅行できる気候です。
平均最低気温 | 平均最低気温 | 平均最高気温 | 平均最低気温 | ||
1月 | 15 | 8 | 7月 | 28 | 18 |
2月 | 16 | 9 | 8月 | 28 | 19 |
3月 | 18 | 11 | 9月 | 26 | 17 |
4月 | 20 | 12 | 10月 | 22 | 15 |
5月 | 22 | 14 | 11月 | 18 | 12 |
6月 | 26 | 17 | 12月 | 15 | 9 |
引用|weatherspark
2.日照時間で選ぶ
旅行中に一日を有効に活用したい方にとって、日照時間の長さは重要な要素の一つです。ポルトガルの夏季は、日本よりも日照時間が長く、6月から9月までは20時頃まで明るいのが特徴です。
また、夏の間は多くの店が22時頃まで営業しており、一部の観光地でも営業時間が延長されます。例えば、ジェロニモス修道院やベレンの塔は通常17:30まで営業しているところ、5月から9月までは18:30まで営業しています。
一方、リスボンの11月から1月にかけての日照時間は、東京とほぼ同じです。しかし、日の出と日の入りが約1時間遅いため、冬のリスボンでは東京よりも朝の訪れが遅く、夕暮れも遅くなります。
日照時間 | 日の出 | 日の入り | 日照時間 | 日の出 | 日の入り | ||
1月 | 約9時間31分 | 07:55 | 17:26 | 7月 | 約14時間42分 | 06:13 | 20:55 |
2月 | 約10時間17分 | 07:42 | 17:59 | 8月 | 約14時間50分 | 06:15 | 21:05 |
3月 | 約11時間20分 | 07:09 | 18:29 | 9月 | 約14時間8分 | 06:39 | 20:47 |
4月 | 約11時間23分 | 07:07 | 18:30 | 10月 | 約12時間59分 | 07:07 | 20:06 |
5月 | 約12時間40分 | 07:20 | 20:00 | 11月 | 約11時間45分 | 07:34 | 19:19 |
6月 | 約13時間51分 | 06:38 | 20:29 | 12月 | 約10時間31分 | 07:05 | 17:36 |
引用|maplogs
3.イベントで選ぶ
ポルトガルでは、カーニバルやクリスマスイベントなど、一年を通してさまざまなイベントが開催され、訪れる人々を魅了します。
2月〜3月|カーニバル
2月〜3月にポルトガル各地で賑やかなカーニバルが開催されます。カラフルな衣装を着た人々が街中を練り歩く派手なパレードが見どころ。リスボンでは、ブラジルのサンバの影響を受けた活気あふれるカーニバルを楽しめます。
6月|サント・アントニオ祭
毎年6月12日と13日にリスボンでサント・アントニオ祭が開催されます。通称「イワシ祭り」と呼ばれ、屋台に炭火で焼かれたイワシが並び、香ばしい香りが漂っているのが特徴です。 色鮮やかなパレード隊がリベルダーデ大通りを歩き、アルファマエリアの石畳の路地や広場では伝統的な民謡や音楽が鳴り響きます。
12月|クリスマス
リスボンは12月に入ると、広場や通りがイルミネーションで彩られ、街全体がクリスマスムードに。コメルシオ広場には巨大なクリスマスツリーが設置され、周辺の建物がライトアップされます。
また、ロシオ広場で開催されるクリスマスマーケットも人気です。マーケットには手工芸品やお菓子、ホットワインが売られ、地元の人々や観光客が集まります。
4.自然の見どころ・アクティビティを楽しむためのシーズン選び
ポルトガルは、どの季節に訪れても美しい自然やさまざまなアクティビティを楽しめる国です。海岸線の絶景や緑豊かな国立公園など、四季折々の風景が魅力。各シーズンの特徴を把握し、最適な時期を選んで、より充実した旅を楽しみましょう。
春|春は気候が穏やかで過ごしやすく、ポルトガルの自然を満喫するのに最適な季節です。リスボンにはジャカランダが咲き、街の風景が華やかに。シントラの森やジェレス国立公園ではハイキングを楽しめます。
夏|ポルトガルの夏は、強い日差しとカラッとした気候が特徴で、海水浴には最適なシーズンです。エストリルやカルカベロスなど、リスボンから電車で20分~40分ほどでアクセスできるビーチが豊富にあります。これらのビーチでは、観光客が日光浴を楽しんだり、海で泳いだりして賑わっています。
秋|リスボンから日帰りで訪れることができる世界遺産・ドウロ渓谷は、秋になると一年で最も美しい紅葉を迎えます。この時期のハイキングは特に魅力的で、色鮮やかな風景の中を歩くのは格別な体験です。
さらに、秋はワインの収穫シーズン。ワイナリー巡りやブドウの収穫体験も楽しめ、秋ならではの時間を過ごすことができます。
冬|冬のリスボンは、街全体が温かみのある輝くクリスマスムードに包まれます。地元の手工芸品や伝統菓子が並ぶクリスマスマーケット、賑やかなカーニバルなど、冬ならではのイベントも楽しめる点が魅力です。
お得にポルトガル旅行を楽しむ!ベストシーズンと安い時期を見極めよう
本記事ではポルトガル旅行の安い時期とシーズン別の費用について、具体的な料金を示しながら紹介しました。
ポルトガル旅行は、憧れの海外旅行のひとつです。しかし、航空券や宿泊費などの費用は、決して安くはありません。そのため、ポルトガル旅行を実現させるためには、安い時期を見極めて節約術を抑えることが重要です。浮いた費用で、ポルトガル旅行をより自分らしいものにすることもできますよ。
ぜひ本記事を参考にして、オリジナルのポルトガル旅行を実現させてください!
