【2024】ポルト旅行の計画に役立つ！人気観光スポット15選

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ポルトはこんな場所！

ポルトは、ポルトガル北部に位置する港湾都市で、ドウロ川沿いの風光明媚な景観と歴史を感じさせる街並みが魅力です。石畳の路地やカラフルな建物が立ち並ぶ街並みは、まるで絵画のような美しさがあります。ポルトには、ゴシック様式の教会や19世紀に建てられた鉄道駅など、歴史的な建造物も多く存在しています。

ポルト観光のベストシーズンは、6〜9月頃です。この時期は、気候が温暖で過ごしやすく、観光に最適です。また、夏祭りやイベントなど、さまざまな催し物が開催される時期でもあります。秋から春にかけては天気が崩れやすくなることがありますが、航空券やホテルの価格が夏場より低くなるため旅費を抑えることができます。

ポルトは、ヨーロッパの中でも治安が良い国の一つですが、人々が大勢集まるスポットや夜間の外出には注意が必要です。スリや置き引きなどの軽犯罪に遭う可能性があるため、荷物は常に手元に置き、貴重品は肌身離さず持ち歩くようにしましょう。

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ポルト旅行で、ここは押さえておきたい！定番観光スポット9選

ポルトは、大西洋へと注ぐドウロ川を中心に栄える港町で、ポルトガル有数の観光地として毎年多くの旅行者で賑わっています。中世の街並みを今もなお残しており、旧市街ではその美しくも荘厳な姿を目の当たりにできるでしょう。

以下では、ポルト観光で定番のスポットを9ヶ所紹介するので、ぜひ参考にしてください。

０１｜ドン・ルイス1世橋

ドン・ルイス1世橋は、ドウロ川にかかる巨大なアーチの美しい橋で、観光者に人気のスポットです。

上層と下層を渡ることができ、上層部分にはメトロの線路と歩道、下層部分には歩道と車道があります。上層からは旧市街の美しい街並みや、舟が行き交うドウロ川の景色を一望でき、眺望は抜群。下層からは優雅にかかる鉄骨のアーチを楽しむことができ、様々な角度から眺めるのも醍醐味です。

ドウロ川の南岸にあるセラ・ド・ピラール修道院の展望台からは、ドン・ルイス1世橋を含む美しい景色が望めます。

０２｜レロ・イ・イルマオン

イギリスの作家J・Kローリングがハリーポッターを創作する際、インスピレーションを受けたことで有名な書店です。物語に出てくるような内装や「天国の階段」と称される美しい螺旋階段に心が躍ります。

入場にはチケットを購入する必要がありますが、店内の書籍を購入料金から差し引いてくれるシステムです。購入した本には、旅の思い出にもなる書店オリジナルの可愛らしいカバーが付いてきます。

０３｜サン・ベント駅

サン・ベント駅は、世界で最も綺麗な駅の一つであり、駅に入った瞬間、見渡す限りの壮麗なアズレージョタイルが出迎えてくれます。アズレージョとは、ポルトガルで伝統的に用いられている陶磁器タイルのこと。ポルトガルの歴史や風景を切り取ったアズレージョは、まるで美術館に訪れたかのような気分にさせてくれます。

ポルトの主要な観光スポットからも近いので、写真を撮りたい観光者で賑わっています。

０４｜ポルト大聖堂

ポルト大聖堂は市内最古の建築物で、約1000年の歴史を持っています。建設が始まった当初は、西ヨーロッパで主流だったロマネスク様式で建てられました。しかし、度重なる増築や改修が行われ、現在ではバロックやゴシックなど、様々な建築様式が組み合わさった建物となっています。

聖堂内には「アズレージョ」と呼ばれる、白地に青を基調としたタイルが飾られており、壁画の代わりとして利用されています。ポルト大聖堂は、ドン・ルイス1世橋から徒歩3分の距離に位置していますので、ぜひ併せて訪れてみてください。

０５｜ドウロ川

ドウロ川は、スペインに水源を有する全長約900kmの大河で、その河口の都市ポルトを通って大西洋に注いでいます。ドウロ川沿いではブドウ栽培が盛んで、そのブドウを使用したポートワインは国内外で有名です。

ドウロ川ではクルーズツアーが開催されており、川の周辺で手頃なツアーの予約が可能です。料金は約15ユーロ(約2,400円)で、1時間程度のクルーズを楽しむことができます。クルーズツアーでは、ドン・ルイス1世橋やブドウを栽培している段々畑の様子も見られるので、ぜひ一度参加してみてはいかがでしょうか。

０６｜ボルサ宮殿

ボルサ宮殿は、世界遺産である「ポルト歴史地区、ルイス1世橋およびセラ・ド・ピラール修道院」を構成する施設の一つです。かつては商業組合本部や証券取引所として使用されており、現在でもポルト商工会のオフィスとして利用されています。

内部にはいくつかの部屋がありますが、中でも「紋章の間」は日本人にとって非常に興味深い部屋です。この部屋では、2015年に行われた修復工事によって、徳川家の「葵紋」が発見されました。これは、1865年にポルト国際博覧会に徳川家の使節団が派遣されたことを記念したものと考えられています。

現在、ボルサ宮殿内部の見学は個人ではできないため、約12ユーロ(約2,000円)で30分程度のツアーに参加が必要です。ガイドは英語、ポルトガル語、スペイン語、フランス語のみ対応していますが、内部見学だけでも充分に楽しむことができます。

０７｜カルモ教会

カルモ教会は、ポルト市内の南側に位置し、250年以上の歴史を持つ教会です。教会が完成してから約150年後の1912年には、教会の外壁に新たにアズレージョが追加され、国内最大の規模を誇っています。白地に青を基調としたアズレージョの美しさと迫力は、一度見ただけでも圧倒的な印象を受けることでしょう。

カルモ教会のすぐ隣には、17世紀半ばに完成した「カルメル教会」があり、併せて見学が可能です。ただし、これらの教会は隣接しているわけではなく、両教会の間には幅1mほどの民家が建っていることが確認できます。カルモ教会は、その特異な雰囲気と国内最大規模のアズレージョを楽しむだけでも十分な価値があるスポットです。

０８｜クレリゴス教会

クレリゴス教会は、バロック様式で建てられたカトリック教会で、ポルトの各地からその堂々とした佇まいを観賞できます。250年以上の歴史を持ち、現在もなおポルトの象徴的存在としてそびえ立つ教会です。併設されているクレリゴスの塔は高さ75mにも及び、最上階である6階からはポルトの街並みを一望することができます。

教会内部にはカトリック教会らしい豪華な装飾が施されており、内部の雰囲気を味わうだけでも訪れる価値があります。塔に上るには6階まで続く石の階段を登る必要があるので、30分〜1時間程度の所要時間を想定しておきましょう。

０９｜テレフェリコ・デ・ガイア

テレフェリコ・デ・ガイアは、ドン・ルイス1世橋とドウロ川沿いのワイナリーが広がるエリアを繋ぐケーブルカーです。ケーブルカーは約600mの距離を乗車時間約5分でゆっくりと進み、上空からポルト市内の美しい景色を眺めることができます。

ケーブルカーが繋がる区間は徒歩でも移動可能ですが、アクティビティの一環としてケーブルカーに乗車するのもおすすめです。公式サイトでは、オンラインチケットの販売も行っているので、事前に購入しておきましょう。

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ポルトを深く味わうなら、ぜひ訪れたい穴場スポット3選

ポルトには、街並みを象徴する鉄橋や大聖堂などの他に、旅行者にあまり知られていないスポットも数多く点在しています。

以下では、特にポルトの歴史や文化に興味を持っている方に最適な観光スポットを紹介します。趣向を凝らしたポルト旅行を計画している方は、以下のスポットを参考にして旅程を組んでみてください。

０１｜モーロ庭園

モーロ庭園は、ポルト屈指の絶景スポットとして知られており、旧市街の美しい景色を小高い丘の上から楽しめる場所です。夕日の名所として、旅行者だけでなく地元住民からも人気が高く、日没前には多くの訪問者で賑わっています。なお、ポルトでは、11〜3月頃は17時半〜18時半、4〜10月頃は19〜21時が日の入りの時間帯です。

庭園へのアクセスは、ケーブルカーの「テレフェリコ・デ・ガイア」を利用して訪れることが可能です。ケーブルカーを利用すれば、世界遺産であるポルトの街並みを上空から見渡し、庭園からも素晴らしい景色を堪能できます。

０２｜リベイラ通り

リベイラ通りはドウロ川沿いに広がる地区で、レストランやバーが立ち並び、夜遅くまで賑わっています。一部のレストランではテラス席を提供しているので、暖かい季節にはドウロ川とポルトの夜景を眺めながら食事を楽しみましょう。

「Porto Escondido」は、ポルトガル料理を提供するレストランで、リベイラ通りの中でも高い評価を受けています。ポルトガル料理は、タラやイワシ、タコなどの海鮮料理が特に人気なので、ポルトを訪れる際にはぜひ一度試してみてください。

０３｜サント・イルデフォンソ教会

サント・イルデフォンソ教会は、280年以上の歴史を有し、その重厚で美しい佇まいが特徴です。教会の外壁には、白と青のアズレージョの装飾が施され、教会の美しさを一層引き立てています。1万枚を超えるアズレージョが使われており、スペインの大司教イルデフォンソの人生を描いています。

教会の内部も非常に美しく、特にステンドグラスから漏れる光の反射が幻想的な雰囲気を醸し出しています。教会は旅行者に人気のあるボリャン地区に位置しているため、この地区を散策する際には一緒に訪れてみましょう。

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ポルトの食文化や暮らしを体験するスポット3選

ポルトは、多様な食文化が魅力的な街です。市場やレストランでは、新鮮な魚介類や肉料理、伝統的なスイーツなど、ポルトならではの食事を楽しむことができます。

以下では、特にポルトの食文化や生活に興味がある方に最適な観光スポットを紹介します。地元住民も訪れるスポットでの観光を計画している方は、ぜひ参考にしてみてください。

０１｜ボリャン市場

ボリャン市場は、ボリャン地区に位置する屋内市場で、ポルト市内で観光者に人気のあるスポットです。開放的な雰囲気の市場内には、約50もの店舗が軒を連ねており、青果やチーズ、パン、ワイン、雑貨などの商品を販売しています。

ポルトガルの伝統的な土産として人気のシーフードの缶詰も取り扱っており、特にオイルサーディン缶は様々な種類が並んでいます。他にもタコや牡蠣の缶詰が一つあたり3〜6ユーロ(約500〜1,000円)で購入できるので、ポルト土産には最適です。

市場には、購入した商品を楽しむためのスペースもあるので、ワインやチーズを購入して、贅沢な時間を過ごしてはいかがでしょうか。

０２｜Mercado Bom Sucesso

Mercado Bom Sucessoは、ポルト旧市街から西に歩いて約20分の場所にあるフードコートです。モダンでおしゃれな印象の店内は、ガラス張りの屋根から太陽光が差し込み、屋内でありながら開放的な雰囲気を味わえます。フードコート内には数多くのレストランやカフェが軒を連ねており、散策するだけでも楽しい場所です。

中でも「O Forno do Leitão do Zé」は、仔豚の丸焼きが楽しめるとして人気の高いレストランです。ゆっくり時間をかけて火を通した仔豚は、皮はパリパリ、肉質はしっとりとしており、一口食べれば口いっぱいに旨みが広がります。

その他にも、コーヒーやエッグタルト、ポルトガルの名産品であるシーフードを使用した料理を提供する店もたくさんあります。フードコート自体は朝8時から夜12時まで営業しているので、ランチやディナーの時間帯に訪れてみてはいかがでしょうか。

０３｜サンタ・カタリーナ通り

サンタ・カタリーナ通りは、朝から夜まで多くの人で賑わうポルト市内一のショッピングストリートです。道幅はそこまで広くありませんが、高級ブティックや香水店、カフェなど、様々な業種の店が軒を連ねています。手頃な価格の店も多く点在しているので、ポルト旅行の土産選びの場としても最適です。

サント・イルデフォンソ教会から北にまっすぐ延びている通りなので、教会見学と併せて訪れてみてはいかがでしょうか。

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港町ポルトの魅力を発見して、充実した旅行にしよう

本記事では、ポルトの観光スポットを見どころとともに紹介しました。中世ヨーロッパの面影を残す旧市街の魅力を堪能することで、ポルトについて詳しく知ることができます。ポルトは、世界遺産の町としても有名で、その美しさを堪能するためにも最低2日以上の滞在期間を取ることがおすすめです。

ポルトには、まだまだ紹介しきれないスポットがたくさんあります。こちらの記事では、ポルトのモデルコースを紹介していますので、参考にしてみてください！

\ポルトのモデルコースを紹介している記事はこちらから /

ポルトの1日モデルコース3パターン！観光スポットの見どころも徹底解説

今回紹介した観光スポットを参考に、オリジナルの旅行を計画してみてください。その際は安全対策にもしっかり留意し、安全で楽しい旅行にしましょう！

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