【2025最新】クロアチア完全モデルコースガイド!ザグレブ-ザダル-ドゥブロヴニク

クロアチアはこんな場所!

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クロアチアは南ヨーロッパに位置し、アドリア海に面する海岸線と全長約650kmのディナルアルプス山脈を有しています。気候については沿岸部は地中海性気候であり、年間を通じて温暖です。一方、内陸部は大陸性気候で、冬季には氷点下まで気温が下がります。
クロアチアの魅力の一つは美しいアドリア海沿岸で、ヨーロッパのリゾート地として人気があります。特に南西部のドゥブロヴニクは、透き通った海やスルジ山からの素晴らしい眺望などがある観光地です。クロアチアを訪れる際には、首都のザグレブもぜひ訪れてみてください。ザグレブは穏やかな雰囲気が漂い、旧市街は中世の趣を感じるスポットです。

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クロアチア旅行のベストシーズンは5〜9月頃です。この期間は平均気温が25℃前後で、海や山の景観を楽しむのに適しています。ただし7〜8月はクロアチアの繁忙期で、ホテルの宿泊料金が上昇することがあるため注意しましょう。沿岸部は冬季でも日中の平均気温が15℃程度で比較的過ごしやすいため、繁忙期を避けて訪れることもできます。
物価は地域によって差があり、リゾート地のドゥブロヴニクは首都のザグレブに比べて物価が約2倍高い傾向があります。特に食費は顕著で、ドゥブロヴニクでの外食は1日あたり約10,000円程度の予算が必要です。一方、ザグレブではピザやパスタなどが約500円前後で食べられるため、1日あたり約5,000円程度で食事ができます。

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クロアチアでの主要な交通手段は都市間の移動においてはバスや飛行機が一般的で、一部の区間では列車も選択可能です。クロアチアの国土面積は約 56,594 km²で、日本の九州の約1.5倍ほどの広さがあります。
長距離バスはクロアチア国内ほぼ全域にアクセスでき、観光客だけでなく地元住民にとっても重要な交通手段です。また、クロアチアの主要な観光地であるザグレブやドゥブロヴニクなどに空港があり、国内移動の航空券は片道5,000円〜8,000円程度で購入できます。
クロアチア国営鉄道は運行本数が限られており、首都ザグレブの中央駅については1時間に約1本のみ運行しています。そのため列車移動はあまりおすすめできませんが、国外への路線も運行しているため、オーストリアやスロベニアへの周遊旅行には便利な手段です。
\ クロアチア旅行の費用について、詳しく知りたい方はこちらから /
→ザグレブ旅行の費用を徹底調査!最新版の予算とお得な予約を徹底解説
→ドゥブロヴニク旅行の費用を徹底調査!最新版の予算とお得な予約方法を解説
クロアチアで絶対行きたい!7泊9日観光モデルコース
クロアチアにはザグレブやドゥブロヴニクを中心に、魅力的な景観を満喫できる都市が揃っています。以下では、クロアチアの定番観光スポットを訪れる7泊9日のモデルコースを紹介するので、参考にしてみてください。
Day 1::ザグレブ|宿泊先:ザグレブ

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ザグレブはクロアチア北部に位置し、約80万人の人口を誇るクロアチアの首都です。街には中世ヨーロッパらしい建物が多く残っており、落ち着いた雰囲気が漂っています。東京から片道80,000円台のフライトもあるため、クロアチアの玄関口として利用する人も多い都市です。
今回のモデルコースでは、トルコの航空会社「ターキッシュエアラインズ」を利用し、午前8時頃ザグレブに到着するスケジュールを想定しています。
Day 2:ザグレブ旧市街|宿泊先:ザグレブ

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ザグレブの旧市街は、ザグレブのランドマークであるイェラチッチ広場を中心に1〜2時間程度で散策できます。宿泊地が集中しているエリアからもアクセスしやすいところがポイントです。
注意点は、2020年にクロアチア北部で発生した地震の影響で臨時休業をしている施設があること。訪れたい施設がある場合は、渡航前に調べておきましょう。
▶︎ザグレブ360:イェラチッチ広場から徒歩2分(Trg bana Jelačića, Ilica 1a, 10000, Zagreb)
ザグレブ360はイェラチッチ広場の向かいに位置する展望台で、ザグレブ旧市街の美しい景色を一望できる観光スポットです。日の入り前から夜にかけての時間帯では、美しいサンセットや夜景を楽しめます。
展望台にはカフェバーも併設されており、旧市街の景色を見ながらアルコールやコーヒーを飲むのもおすすめです。
▶︎ザグレブ大聖堂:ザグレブ360から徒歩2分(Kaptol ul. 31, 10000, Zagreb)
ザグレブ大聖堂はイェラチッチ広場から徒歩5分の場所にあり、カトリック教会らしい豪華な建築が魅力です。この大聖堂には2つの塔があり、それぞれ高さ104mと105mを誇っています。
2024年1月時点では、地震の影響で中に入ることはできませんが、外観だけでもその壮大な姿を楽しむことが可能です。
▶︎ドラツマーケット:ザグレブ大聖堂から徒歩10分(Trg Petra Preradovića 6, 10000, Zagreb)
ドラツマーケットは別名「ザグレブの胃袋」と呼ばれており、地元住民からも愛される青果市場です。野菜や果物以外にも、焼き立てパンやベーコン、手工芸品の販売があるので、軽食やお土産選びもできます。
Day 3:プリトヴィツェ湖群国立公園|宿泊先:ザダル
▶︎プリトヴィツェ湖群国立公園:ザグレブから車で2時間(Plitvice Lakes National Park)

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プリトヴィツェ湖群国立公園は、世界自然遺産に登録されている国立公園で、約192km²の広大な面積を誇っています。公園内には8つのハイキングコースがあり、ザグレブから出発するツアーに参加して散策することも可能です。
一般的なツアーは、ホテルへの送迎が含まれており、料金は17,000円前後が相場です。ツアーは朝に出発し夕方に終了するものが一般的。ツアーから戻ってきた後は、国立公園から次の町であるザダルへ移動しましょう。個人で訪れる場合は、ザグレブからバスを利用して約2時間でアクセスでき、運賃は約2,500円です。
Day 4:ザダル観光|宿泊先:ザダル

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ザダルは過去に「ヨーロッパで訪れたい観光地」第1位に輝いたことがあり、東欧観光のホットスポットとして注目されています。
ザダルでおすすめの観光スポットと、アクセス方法は以下の通りです。
▶︎ザダル旧市街:聖ドゥトゥナス教会から徒歩4分(23000, Zadar)
ザダルの旧市街は、全長約600mのコンパクトなエリアで、徒歩での観光がおすすめです。旧市街の中心には「フォーラム」と呼ばれる遺跡があり、ザダルのローマ帝国の植民地時代の歴史を知る手がかりとなります。城門や城壁も見学できるので、ローマ帝国時代の街並みを散策してみましょう。
▶︎海のオルガン:ザダル旧市街から徒歩8分(Obala kralja Petra Krešimira IV, 23000, Zadar)
ザダルは「世界一の夕日の町」として知られ、アドリア海の水平線に沈む夕日を眺めることができます。おすすめのスポットはクロアチア出身の建築家ニコラ・バシッチによってデザインされた「海のオルガン」です。階段に海水が入り込むことで奏でられる、美しい音色を聴くことができます。
Day 5:ニン|宿泊先:ザダル

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ニンはザダルから約14km離れた町で、アドリア海に面しているため、美しい海と砂浜とのコントラストを楽しめます。観光客からの知名度が比較的低いため、他のクロアチアのリゾート地と比べて、静かで落ち着いた雰囲気が特徴です。
ザダルからバスを利用して約30分でアクセスでき運賃は片道約500円なので、ザダル発着の日帰り旅行をしてみましょう。
▶︎クイーンズビーチ:Bus stop Ninから徒歩15分(Ninska Laguna Beach)
クイーンズビーチはニン旧市街の西側に位置し、アドリア海と黄金に輝く砂浜が印象的なビーチです。ビーチの裏手には沼地が広がっており、泥パックによるセルフエステを楽しめます。泥は関節痛や皮膚病に対して効果が期待でき、地元住民も定期的に訪れるほど人気です。
泥パックを行う際は、泥を皮膚に塗って長時間放置すると泥が乾燥してしまい皮膚に逆効果をもたらす可能性があるので、注意しましょう。
Day 6:スプリット|宿泊先:スプリット

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スプリットはローマ帝国の皇帝ディオクレティアヌスが晩年を過ごした町で、現在でもその跡地が旧市街に残っています。ディオクレティアヌスが生活していた宮殿周辺にスプリットの主要な観光地が点在しているので、1〜2時間程度で散策できます。
ザダルからはバスを利用して約2時間半でアクセス可能で、運賃は約3,200円。スプリットのおすすめ観光スポットとアクセス方法は、以下の通りです。
▶︎スプリットの史跡群:スプリットバスターミナルから徒歩8分(Dioklecijanova 1, 21000, Split)
スプリットの史跡群はスプリットで最も重要な観光スポットで、3世紀から4世紀にかけて建設され7世紀には廃墟となりました。この史跡群の中で注目すべき場所は、皇帝が晩年を過ごした場所として知られていディオクレティアヌス宮殿です。
宮殿周辺には大聖堂や高さ20mを超える城壁などがあり、それらの史跡群は1979年に世界遺産に登録されました。
▶︎聖ドムニウス大聖堂:ディオクレティアヌス宮殿から徒歩1分(Ul. Kraj Svetog Duje 3, 21000, Split)
聖ドムニウス大聖堂は、スプリットの史跡群に含まれる大聖堂で、ディオクレティアヌス宮殿内に位置しています。大聖堂にはディオクレティアヌス皇帝の棺が埋葬されていましたが、7世紀頃にキリスト教徒によって棺が廃棄されてしまいました。現在は、スプリットの守護聖人である聖ドムニウスが祀られています。
大聖堂の外観はシンプルなデザインですが、内部に入るとロマネスクやバロック、ゴシックなど様々な建築様式が見られます。中でも、4つの祭壇と歴史的にも価値のある宗教美術は必見です。
Day 7:ドゥブロヴニク|宿泊先:ドゥブロヴニク

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ドゥブロヴニクは、クロアチアで最も有名なリゾート都市で、ヨーロッパ各地から多くの観光客が訪れる場所です。美しいアドリア海のビーチだけでなく、山岳地帯もあることからハイキングも楽しめます。スプリットからはバスを利用して約4時間でアクセス可能で、運賃は約3,000円です。
ドゥブロヴニクでおすすめの観光スポットとアクセス方法は、以下の通りです。
▶︎スルジ山:ケーブルカー乗り場から4分(Ulica kralja Petra Kresimira IV, 20000, Dubrovnik)
スルジ山は標高約412mを誇るドゥブロヴニクを象徴する山で、山頂からはアドリア海とドゥブロヴニクの街並みを一望できます。アクセスはケーブルカーやタクシーを利用する方法の他、本格的なハイキングをしながら徒歩で登ることも可能です。
▶︎ドゥブロヴニク城壁:スルジ山ケーブルカー乗り場から徒歩7分(Gradske zidine, Dubrovnik)
ドゥブロヴニク城壁は旧市街を取り囲むように築かれ、その長さは約2kmに及びます。旧市街とアドリア海を臨む眺望は、クロアチア有数の美しさです。
城壁への訪問時間帯は、ツアー客で混雑していない早朝や夕方をおすすめします。今回のモデルコースの場合は、夕方にドゥブロヴニク城壁を訪れましょう。
Day 8:最終日 - ドブロブニクから帰国

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最終日は、ドゥブロヴニク空港から日本へ帰国予定です。航空券は安い時期に予約すると、片道約80,000円台で購入できます。
上記のモデルコースは、クロアチアの美しい景観や観光名所、アクティビティをバランスよく楽しむための提案です。宿泊施設や交通手段、食事などの具体的な詳細は、旅行日程と予算に合わせて調整してみてください。
レストランやスポットによっては予約制の場合もあるので、訪れる前にしっかり確認しておきましょう。

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プラン名 | 価格帯 |
230,500円~ | |
248,500円~ | |
272,000円~ | |
320,000円~ |
旅行の日程や時期によって、航空券やホテルの価格は大きく変動します。実際の旅行費用を把握するためには、旅行予約サイト「たびチャット」を使って、ご希望の都市や日程でのお見積りを取得するのがおすすめです。
クロアチアの旅行スタイルは十人十色、自分だけの旅を実現させよう

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本記事では、クロアチアのモデルコースをご紹介しました。クロアチアは東ヨーロッパの中でも治安が良く、バスで各地を訪れることができるため、国内周遊がしやすい国です。また、クロアチアには山や海、そして歴史的な市街地を同時に楽しめる魅力があります。
物価に関しては、首都ザグレブを中心にした北部は比較的安価で、レストランのディナーでも1人あたり約3,000円前後で食べられます。一方、リゾート地が集中する南部、特にドゥブロヴニクでは1人あたり5,000円前後が相場です。食費を節約したい場合は、比較的物価が安い北部をメインにした旅行プランを考えてみてください。
クロアチアには、まだまだ紹介しきれないスポットがたくさんあります。こちらの記事では、クロアチアのおすすめ観光スポットを紹介していますので、参考にしてみてください!
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モデルコースを参考にしながら、自分だけのクロアチア旅行を実現させましょう!
