旅館は崇高なビジネス、春は必ず来る―道後温泉旅館協同組合理事長 新山富左衛門氏
環境や防災、感染予防対策で積極的な取り組みを展開
アートイベントで若者の訪問者が増加
愛媛県松山市の道後温泉は、「日本書紀」や「万葉集」にも記載された古湯。公衆浴場「道後温泉本館」は国の重要文化財にも指定されている。愛媛県を代表する観光地として全国から旅行者が訪れる名湯も、コロナ禍で大きな影響を受けた。訪問者は激減しているが、「道後地区みんなで助け合っている」と古湧園社長で道後温泉旅館協同組合理事長を務める新山富左衛門氏。アフターコロナをどのように見据えているのか。現状認識と合わせて話を聞いた。(聞き手:弊社代表取締役社長兼トラベルビジョン発行人 岡田直樹) -ま...