旅行業倒産、18年度は件数2割増も負債額は過去最少
東京商工リサーチ(TSR)によると、2018年度の旅行業者の倒産(負債額1000万円以上)は、件数が前年比23.1%増の32件で2年ぶりに増加して4年ぶりに30件台となった一方、負債総額は21.1%減の約23億円で2年連続の減少となり、過去20年間では12年度の28億4700万円を抜いて最少記録を更新した。5億円以上の倒産が1件から0件に減少したほか、従業員5人未満の小・零細企業の倒産が中心だったことが影響した。原因別では、「販売不振」が全体の78.1%を占める25件で、これに「既往のシワ寄せ」と「...