壱岐に28年ぶりに日本酒が復活 東京で試飲発表会/長崎

28年ぶりに長崎県壱岐で復活した日本酒の試飲・発表会が昨年12月13日、東京・赤坂のレストランで開かれた。壱岐の日本酒を復活させた重家酒造(壱岐市)。社長兼焼酎杜氏の横山雄三さんは「壱岐は麦焼酎発祥の地として400年を超える歴史があり、7蔵が麦焼酎を作っています。米を年貢として取られたため、島で栽培していた大麦を大陸から伝わった蒸留法で作ったのが壱岐焼酎の歴史だと聞いています。ただ、壱岐を含む九州北部は日本酒圏で、明治期までは島内に日本蔵が30蔵もあったほどです」と壱岐と酒造の関係を紹介した。3世紀...