大分のホテル「亀山亭」が特別清算開始決定、負債3.3億円

東京商工リサーチ(TSR)によると、大分県日田市のホテル「亀山亭」を経営していた亀山亭はこのほど、大分地方裁判所日田支部から特別清算開始決定を受けた。負債総額は約3億2800万円。同ホテルは1874年に料亭として創業。1932年に会社設立し、戦時中の休業を経て、45年10月からは旅館業も開始した。59年には現在地で「亀山亭」開業。しかしその後は増築などで多額の負債を抱え、観光客の減少などで売上高も低下し、厳しい資金繰りを強いられていた。2010年には金融機関から借入金の返済猶予などを受けて経営改善に...