「DMO」と「民泊」-16年の観光番付(2) 業界問わず期待と不安

東の横綱は、2015年の前頭から一気に番付を駆け上がった「日本版DMO」。地方創生の推進組織として全国で100以上が立ち上がる。トラベルニュースat本紙連載の「NATO廃絶」で山田桂一郎さんが指摘している通り、観光業にとどまらない地域経営組織としての事業モデルが早晩誕生することを期待したい。地域と宿泊業の今後占う 今年も天災受難 西の横綱は「民泊」。最大手のAirbnbによると、訪日外国人の利用者数が11月の段階で300万人を突破、日本市場が世界でもっとも急成長を遂げているという。ただ、その多くは限...