EXPOで苦情対応セミナー、個別約款活用など呼びかけ-JATA
日本旅行業協会(JATA)はこのほど「ツーリズムEXPOジャパン2016」で、旅行会社向けの「苦情対応セミナー」を開催した。初心者編として毎年実施しているもので、今回は苦情対応や必要な法務を学ぶ約30名が参加。講師はJATA消費者相談室室長代行の服部豊氏が務め、約2時間半にわたり2部構成で、旅行業約款の概要や過去の事例について解説した。服部氏は冒頭で「何年経っても多いのは募集型企画旅行の取消料の問題」と述べた上で、近年の傾向として「法的な根拠を問うお客様が増えている」と説明。参加者には旅行業約款に対...