8月の宿泊業倒産は1件増の6件-再編に伴う倒産が増加
東京商工リサーチ(TSR)によると、2016年8月の宿泊業の倒産件数は前年比1件増の6件だった。負債総額は86.9%増の53億7900万円で、東日本大震災関連の倒産はなかった。主な倒産は富山県で老舗温泉旅館「ホテルおがわ」を運営していた新川総合開発(旧社名:小川温泉)と、温泉旅館「サン柳亭」を経営していた小柳館。ともに景気の低迷から客数が減少し、負債額は新川総合開発が約23億5200万円、小柳館は約14億8500万円となった。TSRによると、16年度の宿泊業の倒産原因は事業再編に伴う清算のための破産...