外務省、デング熱死亡例受け注意喚起、ハワイや東アジアも
外務省は8月3日、7月にフィリピンから帰国した新潟県の女性がデング熱を発症して死亡した事例が発生したことなどを受け、注意喚起のための広域情報を発出した。「アジア・大洋州地域をはじめ世界中の熱帯・亜熱帯地域で広く発生が見られる」と説明しており、対象国にはハワイ、台湾、香港、豪州の一部なども含んでいる。デング熱は蚊が媒介する感染症で、急激な発熱に加えて、発疹、頭痛、骨関節痛などを伴い、患者の一部は重症化して出血熱などを発症する。予防方法は蚊に刺されないようにすることのみ。外務省は流行地域への渡航を予定し...