仙台空港が民営化、国管理空港では初、東急など出資
仙台空港は7月1日、コンセッション方式により、国営空港では初めて完全民営化を果たした。運営主体の仙台国際空港は、東京急行電鉄など東急グループ5社と前田建設工業、豊田通商で構成する「東急前田豊通グループ」が設立した特別目的会社。契約期間は同日から2045年11月30日までの30年間で、そのほかにオプションとして最大30年間の延長が可能。不可抗力などによる延長を含めた場合は、最長で65年間にわたる契約が可能になる。施設運営などはすでに2月から開始しており、それ以外の滑走路の維持管理や着陸料の収受などを、...