サービス連合、16年春闘も「0.5%以上」、15年冬一時金は増加
サービス・ツーリズム産業労働組合連合会(サービス連合)は1月20日、第15回中央委員会を開催し、2016年春季生活闘争(春闘)の方針を決定した。16年春闘では昨年に引き続き、全ての賃金カーブを維持した上で、0.5%以上の実質的な賃金改善(ベースアップ、ベア)に取り組み、月例賃金の引き上げをはかる。また、中長期的な賃金目標として同連合が定める「35歳年収550万円」の達成も引き続きめざす。同会会長の後藤常康氏は「観光産業は21世紀の基幹産業になりうる存在」と語り、「成長のためには継続的かつ段階的な引き...