サービス連合、15年春闘は36組合が賃金改善、一時金も昨年並み維持

サービス・ツーリズム産業労働組合連合会(サービス連合)によると、2015年の春闘では36組合が実質的な賃金改善を達成し、このうち26組合が2年連続の改善達成となった。同会では、昨年の春闘からすべての加盟組合において、賃金カーブを維持した上で0.5%以上の実質的な賃金改善(ベースアップ、ベア)を達成すべく、取り組みを続けていた。7月21日の会見で、同会会長の後藤常康氏は「13年の春闘までの賃金カーブ維持の取り組みから踏み出せなかったことと比較すると、多くの加盟組合が賃金目標達成に向けた取り組みに着手し...