サービス連合、春闘は0.5%以上の目標継続-14年冬期一時金は前年並み

  • 2015年2月3日

サービス・ツーリズム産業労働組合連合会(サービス連合)は2015年の春季生活闘争(春闘)の方針として、2014年春闘を引き継ぎ、賃金カーブの維持を前提とした0.5%以上の実質的な賃金水準の引き上げ(ベースアップ、ベア)を要求する。今後も毎年0.5%ずつ要求していく方針だ。同連合会長の後藤常康氏は「単年度ではなく、段階的な引き上げが必要」と強調。日本労働組合総連合会(連合)では2%以上を要求として掲げているが、ハードルを下げることで全加盟組合の要求をめざす。後藤氏は、政府が観光立国を重点政策に掲げるな...