15年の宿泊業倒産は2件増の85件、地方の小規模ホテル中心
東京商工リサーチ(TSR)によると、2015年(15年1月~12月)の宿泊業の倒産件数は前年比2件増の85件だった。負債総額は前年比40.8%増の539億8100万円。東日本大震災関連の倒産は前年から5件減少し、11件となった。TSRによれば倒産した企業の多くは、東日本大震災以降の業績低迷から抜け出せない企業や、事業再生のために特別清算や民事再生などの法的整理を申請した企業。業績が低迷している企業については、地方の小規模なホテルや旅館がほとんどで負債額は少なく、破産が多かったという。法的整理を申請し...