15年の旅行業倒産は26件に減少、訪日など好調で-12月は0件
東京商工リサーチ(TSR)によると、2015年(15年1月~12月)の旅行業の倒産件数は26件で、前年から11件減少した。TSRでは訪日外国人旅行者の急増や、景気回復による国内旅行者の増加などにより倒産件数が減少したとの見方を示している。東日本大震災関連の倒産は3件増の3件だった。負債総額は前年比45.0%減の28億2900万円で、10億円以上の大型倒産が発生せず、1000万円以上5000万円未満の小規模倒産が15件と半数以上を占めたため、大幅に減少した。TSRによれば、倒産した企業の多くは訪日旅行...