JAL、日本発は羽田メイン、成田は際際ハブに-発着枠は公平配分を
日本航空(JL)代表取締役社長の植木義晴氏は9月18日の定例会見で今後の成長戦略の方向性について説明し、成田は国際線と国際線、羽田は国内線と国際線をつなぐハブ空港として位置づけていく方針を示した。2014年度に予定される羽田の国際線発着枠の再拡大を念頭に置いたもの。全日空(NH)が傾斜配分を要求する発着枠の振り分けについては、「均等に配分されるべき」と主張した。植木氏は、「成田と羽田の戦略的位置づけを明確にする」とし、成田は「今後の拡張余地を考え、海外と海外をつなぐ“扇の要”として活用したい」と説明...