和歌山へ復興支援研修 ANTA大阪、66人で有田めぐる

全国旅行業協会大阪府支部(永野末光支部長)とオオサカ・ゼンリョ協力会(西村肇会長)はこのほど、和歌山県の復興支援を兼ねた日帰り研修旅行を実施した。66人が参加した。和歌山有田郡広川町の「穂むらの火の館」で一行は、安政地震の津波で穂むら(ススキのこと)に火を放ち、多くの人の命を救った濱口梧陵(はまぐち・ごりょう)がどのように被災民救済と復旧に尽力したかについて学んだ。また、梧陵が巨額の私財を投じて、高さ5メートル、幅20メートル、長さ600メートルの堤防を築いた「広村堤防」も見学した。天候の影響で当初...