若者層の需要喚起、「具体性」と「基本の見直し」の視点も-観光庁研究会

  • 2011年11月22日

観光庁は昨年7月、産官学の関係者で構成する「若者旅行振興研究会」を発足した。2010年7月から2011年6月までの第一期若者旅行振興研究会では、旅行業界が若者に対し適切な商品提供をしていないのではないかという仮説に基づき、ボランティア・ツーリズムやキャラクター・ツーリズム、フラッシュ・マーケティングによる商品販売などが検証された。その結果、若者に訴求する商品造りには「旅の目的の明確化」が不可欠で、適切な商品提供をすることで需要につながることや、「ICT(情報通信技術)ツールの活用」で旅行自体に興味が...