主要58社、7月の海外旅行取扱額は1.9%減-1桁減まで回復
観光庁が取りまとめた主要旅行会社58社の2011年7月の旅行取扱状況速報で、海外旅行取扱額は前年比1.9%減の1933億203万1000円となった。3月の東日本大震災発生以降、5ヶ月連続で減少しているものの、減少幅が初めて1桁台にまで回復した。観光庁では、一部の旅行会社で円高が大きく作用し、近場の台湾や韓国などアジア方面を中心に回復基調にあると分析。また、震災で延期となったインセンティブなどが催行されはじめている可能性もある。海外旅行の募集型企画旅行の取扱状況は、取扱額が3.5%減の615億2172...