日本航空、2010年の国際線旅客数は14.3%減、利用率は全方面で向上

  • 2011年2月14日

日本航空(JL)の2010年通年の国際線旅客数は、前年比14.3%減の940万7487人となり、1000万人を割り込んだ。一方、経営再建の中で座席供給量を表す有効座席キロ(ASK)を22.2%減と絞り、これに対して需要を表す有償旅客キロ(RPK)は14.3%減にとどまったため、利用率は7.0ポイント増の75.1%となった。方面別でも、旅客数、ASK、RPKは全方面で前年割れしたものの、利用率は逆に向上。旅客数の減少幅が最も少なかったのは太平洋路線で4.5%減の223万4133人となった。また、利用率...