「本物」でブランド力 関西の自治体や経済団体が連携しツアー試行

「本物」をキーワードに関西のブランド力を高めようと、近畿の自治体や経済団体、国の関係機関が共同して取り組んでいる。昨年12月には集客プログラムとしてモデルツアーを試行、関係者約80人が「お茶」「水」をテーマにしたツアーに参加した。ツアーは、関西のブランド力向上推進のための準備会(橋爪紳也座長=大阪府立大学特別教授)が企画した。同会では、例えば全国に約1万2千点ある国宝や重要文化財の半数を有するなど、関西には非常に多くの資源があるものの生かしきれていないと分析。資源間の連携や情報発信が不足し、まさに"...