第1種の取扱高営業利益率が微増、黒字企業は57社減−規模で明暗
日本旅行業協会(JATA)がJATA経営フォーラム2010で配布した「旅行業経営分析」によると、第1種旅行会社(分析対象:498社)の2008年度の取扱高営業利益率は0.42%となった。過去11年で最も高かった0.55%には及ばなかったものの、2007年度からは0.04ポイント増加した。1社あたりの営業利益は4.8%減の4920万6000円で、取扱高の13.6%減・117億4539万2000円の下落率を上回っている。旅行業部門の経常利益が黒字であった企業は280社で16.9%減の57社減となった。黒...