「観光立国に「民」の立場から全力を傾注」 日本旅行業協会会長 金井耿氏
昨年を振り返ると、石油価格の急上昇に伴う物価上昇、世界規模での不況の到来など、極めて厳しい1年であった。旅行業界も燃油サーチャージ、中国旅行の大幅な落ち込み、ゼロコミッションなど多くの課題に次々と直面した。そうした中、4月にVWC(ビジット・ワールド・キャンペーン)を立ち上げ、さらに10月には観光庁が発足するなど、旅行業界にとっては今後の飛躍への大きな布石となる年でもあった。2009年は観光庁が本格的に稼動する年でもあり、当協会としては「民」の立場から観光庁と協働し、観光立国推進基本法の5つの目標達...