小規模企業は好調も、資金繰りに困窮 大阪産創館など調査

大阪市の大阪産業創造館と大阪都市経済調査会は12月25日、大阪圏の中小企業経営者や幹部を対象に実施した景況感などに関するインターネット調査結果を発表した。従業員50人未満の小規模企業が全般的に業績好調であると回答したのに対し、中堅・大企業が業績低迷とする声が大きかった。また、好業績にも関わらず金融機関の貸し渋りの傾向も明らかになった。調査は12月15―22日に実施し、1389人から回答を得た。前年の売上高と比較して「下降した」としたのは、全体で50%を超えた。特に製造業の落ち込みが大きかった。DI値...