適用除外制度、運賃・コードシェア協定など個別の協定を重視しつつ議論へ

  • 2008年8月29日

国土交通省航空局は8月28日、国際航空に関する独占禁止法適用除外制度のあり方に関する懇談会を開催、航空局長の前田隆平氏は冒頭の挨拶で、「欧米の流れを受けた公正取引委員会の結論があるが、企業間提携もあらゆる形で有効に活用され、成田や羽田の国際線拡充など、まさにタイムリー、重要なテーマになる」と、深みのある議論を出席した委員に要望した。座長を務める一橋大学大学院の山内弘隆氏は「(公取では)激しい議論の結果、見直しという結論を得た。航空分野以外の客観的な議論であったが、航空分野の政策、独特のものを含めた相...