山陰海岸、日本初の「世界地質遺産」へ

山陰海岸ジオパーク推進協議会(中貝宗治会長=兵庫県豊岡市長)は7月17日、世界ジオパークネットワークへの申請地域を決定する「日本ジオパーク委員会」へ申請書を提出した。京都府京丹後市の経ケ岬から鳥取市の白兎海岸まで東西約110キロメートルの山陰海岸国立公園を中心としたエリアで、日本で初めての“地質の世界遺産”加盟を目指す。ジオパークは、地質遺産を保護し研究に活用するとともに、教育や地域の振興に生かすことが目的で、世界ジオパークネットワークは2004年にユネスコの支援で設立した。現在、中国やヨーロッパな...